撮影日 2011年10 月29日
撮影場所:湯屋小学校 位置:東経137°18′ 北緯35°55′海抜600m
所在地:〒509-3113 岐阜県下呂市湯屋48番地
2011年10月15日、関係者の中島さんより閉校感謝祭(10/29)のご案内をメール受信
JR東海飛騨小坂駅に降り立つのは何年ぶりか・懐かしい。シャトルバスで会場へ。
老若男女の卒業生、在校生で賑わっている。別れを惜しむ人々の想いいかがばかりか。
訪人は分るらしく早速中島さんの挨拶を受ける。獅子舞、奉納踊りの披露があった。
楽しいひと時を過ごす。列車の都合もあり、最後まではかなわず。
帰路のシャツルバス内での老婦の会話「見納めができてよかった、話の種になる
懐かしかったナー。お互い達者でよかった。」この学校の卒業生であろう。
市町村合併に伴う統廃合と耐震の名のもとに消え去るのか
後日、中島さんより便りあり。「お蔭様で晴天のもと無事感謝祭を終えることができました
風船飛ばしに涙し、打ち上げ花火に涙し、校歌に涙し」と卒業生の方々の万感の想いが述べ
られていた。
開校 明治9年、明治の学制発布により、小坂町落合に福応寺仮教場を設け「落合学校」開校
創立134年、御嶽山の御用林から切り出された材を活用した総檜造りの学舎。
閉校時の児童数38名、職員13名
開校以来の卒業児童数 約7,000名(昭和39年以降約2,000名)
現校舎建築年月日、昭和29年9月
校歌 作詞、吉村比呂詩。 作曲、山下笛朗
1、晴れゆく空に 御岳の 雲峰浮ぶ 気高さよ
花咲く庭の 朝夕に 親しき友と仰ぎつつ
希望培う 学舎は 我等が湯屋小学校
2、濁河川の 水清く 流れは尽きぬ 豊かさよ
湯の香を運ぶ そよ風に 明るく胸を 躍らせて
身体きたえる 学舎は 我等が湯屋小学校、
3、檜の林 奥深く 雲湧き出ずる 床しさよ
自然の愛と 師の君の 尊き教え 守りつつ
知徳を磨く 学舎は 我等が湯屋小学校、