撮影日     2002年10月6日

撮影場所:飯高町立波瀬小学校

所在地:三重県飯南郡飯高町波瀬675

明治9年桑原(桑原寺)、加波(東演寺)、乙栗子(洞源寺)に各学校開設。

明治10年波瀬(地蔵寺)学校創立。

昭和51年4月、加波小学校、波瀬小学校を統合、新たに波瀬小学校発足。

学校は、松阪JR駅から約55k、和歌山街道(R166号線)を西に走り奈良県境

近くの、街道に沿った櫛田川沿いにある。

街道は、昔、伊勢、大和、紀州の三国を結んだ道であり、江戸時代、ここ波瀬には

本陣が置かれており、おおいに賑わったとの記録が残っている

校舎は、平成3年3月に完成。地元材の杉、桧をふんだんに使い、スペイン、バスク

地方の民家をイメージしたデザインをとりいれた、瀟洒な造りである

戦後の映画、「鐘の鳴る丘」を思い浮かべた

学校シンボルの鐘塔には、オランダ製カリヨン四個を使用、ウエストミンスター

寺院のメロデイーを奏で、教育のモットウを「考える子、働く子、やさしい子、

丈夫な子」と定めている。平成14年4月現在の児童数、26名

校門の近くで子供2人が、作業用の一輪車で遊んでいた。聞けば兄が4年生、妹は4才

校歌 作詞、出丸恒雄 作曲 浜田荘二

1.高見の山の 高い空       2.谷から上がる 青い風

 峠に浮かぶ 白い雲        ※ 口窄(クチスボ)さんに 響く鐘

 豊かな恵み たたえよう      尊い文化 受け継ごう

 大きな望み 育てよう       世界の友と 輪になろう

 みんなで山に 呼びかける     よい子の歌も 風に乗る

 波瀬小山の子 希望の学校     波瀬小風の子 仲良い学校

3.すくすく伸びる 若い杉      ※地元、泰運寺の愛称

 緑の流れ 泳ぐ鮎

 楽しく勉強 続けよう

 きびしく体 鍛えよう

 若い命が 明日を呼ぶ

 波瀬小杉の子 伸びゆく学校

 ◎この写真は、波瀬小学校のパンフレットをコピーした



◎写真、手前の学校菜園の覆いは猪よけである