撮影日 2003年8月6日
撮影場所:大宮町立七保第一小学校
所在地:三重県度会郡大宮町大字野原547番地
明治8年11月、野原小学校として、曹洞宗法泉寺にて開校。
開校時の児童数、男36人、女5人であった。
閉校年月日、平成13年3月31日、閉校時の児童数73名。
昭和31年9月町村合併により大宮町立七保第一小学校と改称。
閉校後、平成13年4月1日七保小学校(七保第一、第二、第三を統合)に統合。
現校舎は、昭和28年8月及び昭和34年7月に新築。
伊勢自動車道勢和多気インターより尾鷲方面に向けて国道42号線に入り
新田の交差点を左に折れ県道38号を右え入った左に所在。
当初所在が判らず、近くの協和中学校中庭で集まっておられた方に七保小学校を
お尋ねしたところ、2,3人の方が交互に教えてくださった。十分納得できなかったが、
大方の見当がついたので、お礼を申し上げて目的地に向かった。車で5、6分で着いた。
驚いたことに、校舎の入り口付近にさっきお聞きした方が待っておられるではないか。
言われるままに車を校門の近くにとめた。現在の校舎の活用状況、目の前に聳えるイチョウの事
等のお話をしてくだされた。地の方の豊かな人情味を深く感じた。お聞きすれば
この方は卒業生の一人とのことで、まさに感謝、感謝のいっときでした。
校庭には樹齢300年、高さ30メートルに及ぶ大木がある。「七保のお葉つきイチョウ」
として昭和11年1月22日に県の天然記念物の指定をうけている。
卒業児童数、5,390名
、校歌 作詞 谷口永三・ 作曲 鈴木比呂司
1.緑をうつす宮川の
歴史の流れうけついで
ふたばのいのちひらくとき
朝日まぶしくよみがえる
おゝ 七保第一小学校
2.南につづく山脈の
いただき遠く仰ぐとき
はてない夢ははばたいて
明日を呼ぶこえこだまする
おゝ 七保第一小学校
3.ぼくらわたしら手をとって
学ぶ校舎のまどちかく
おはつきいちょうのこずえから
平和のこえがよびかける
おゝ 七保第一小学校