第一楽章 |
曲名の付け方が第〜楽章となっていて、まさに組曲です。この曲は、駆けぬけていくようなイントロが印象の曲です。まずはティンパニがこれから始まる大シンフォニーを先導していきます。続いてブラス群が続々と加わり、木管楽器がリズムを細かく刻んでいきます。その間、ベース音はずっと同じなので何とも緊張感あふれるハーモニーを作り出しています。そして演奏は中盤に入っていきます。ブラスが一斉に結集した後、がらりと雰囲気を変えハープの伴奏に合わせて、オーボエの、シベリアの寒平原をイメージさせる、寂しい感じの演奏が入ります。その後はメイン的旋律の登場となります。透明感あふれる高音弦楽器が中心となりこの曲の代表的メロディーが演奏されます。まさに壮大! 後半は前半の部分を少しずつ取りながら、最後は再びメイン的テーマの演奏となります。
| 作曲 編曲 演奏 | 久石 譲 |
TIME | 7分22秒 |
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