PRETENDER 解説

MEET ME TONIGHT
久石氏がヴォーカルを担当している曲。NYサウンドということで、非常に ノリの良い曲だ。「映画音楽の第一人者」として久石作品を頭に思い浮かべて に対しては「オッと!」と思われるはずである。喫茶店などで流れても、全く おかしくない曲だろう。時代を感じさせない曲で、これが10年以上前の曲とは 言われなければ気付かないはずだ。またヴォーカル曲であるのに、メロディーも 大変美しいものだ。

Written by ショー

作曲 編曲 Keyboards Piano Vocal 久石 譲
作詞TERUZANE UTADA
Guitars Paul Pesco
Chorus Kysia Bostick / N.David "Tigger" Whitworth
TIME4分21秒

TRUE SOMEBODY
今度は外国の女性がメインヴォーカルを務め、久石氏はコーラスでまた声を披露 している。またこの曲もノリが良く、アップテンポの曲だ。アップテンポすぎて 日本人の私たちにはとても歌いきれない。最後は徐々にフェードアウトしていく。

Written by ショー

作曲 編曲 Keyboards Chorus 久石 譲
作詞TERUZANE UTADA
Drums Steve Holly
Bass Brian Stanley
Guitars Paul Pesco
Chorus Kysia Bostick / N.David "Tigger" Whitworth /
Vocal N.David "Tigger" Whitworth
TIME4分40秒

WONDER CITY
「INFORMATION」に収録されている曲とはアレンジが全く異なるヴァージョンの曲。 出だしは徐々にギターの音がフェードインしてくるような感じで、NYサウンドに 見事に変えられている。

Written by ショー

作曲 編曲 Vocal Keyboards Chorus 久石 譲
作詞TERUZANE UTADA
Drums Steve Holly
Bass Brian Stanley
Guitars Paul Pesco
Chorus Kysia Bostick / N.David "Tigger" Whitworth /
Percussions Steve Thornton
Tabla Adam Rudolph
TIME5分53秒

HOLLY'S ISLAND
曲の頭が、「α-Bet-City」に収録されている『Syntax Error』に似ているような 感じだが、実際には非常にメロディ主体の曲。ドラムも効果的に使われており、 やはりノリが良いとしか言えない。サクソフォンの音色も非常に綺麗だ。メロディの サビの部分が非常にカッコいい。

Written by ショー

作曲 編曲 Keyboards久石 譲
Drums Steve Holly
Bass Brian Stanley
Guitars Paul Pesco
Chorus Kysia Bostick / N.David "Tigger" Whitworth /
Saxophone Steve Elson
TIME4分22秒

MARIA
今度の曲は一転して、出だしは渋め。バラード調の曲。もちろんヴォーカルは 久石氏。最近の久石氏のソロアルバムは、シンセ音があまり表立っていない曲が 多いが、フェアライトIIIを使いこなしていたこともあってか非常に生音と シンセ音がバランスを取り合っており、それにヴォーカルが乗った良い曲に 仕上がっている。

Written by ショー

作曲 編曲 Vocal  Keyboard Piano 久石 譲
作詞BANDIT-KYSIA BOSTICK
Guitars Paul Pesco
Percussions Steve Thornton
Saxophone Steve Elson
Violin David Nadian(Concertmaster)
Marti.J.Sweet
Harry Lookofsky
Arnold Eidus
Richard Sortomme
Sol Greitzer
John Pintavalle
Charles Libove
Barry Finclair
Lamar Alsop
Viola Elena Barere
Jan Mullen
Cello Charles P.McCracken
RIchard Locker
Strings Arrangement Ed Bilous
Chorus Kysia Bostick / N.David "Tigger" Whitworth
TIME4分56秒

MIDNIGHT CRUISING
この曲は何と言っていいのか… 夜の町をゆっくりと車を走らせているような曲と しか言いようがない。また渋めの曲である。この曲でもサクソフォンが効果的に 使われている。

Written by ショー

作曲 編曲  Keyboard Piano 久石 譲
Drums Steve Holly
Bass Brian Stanley
Guitars Paul Pesco
PercussionsSteve Thornton
Saxophone Steve Elson
TIME5分41秒

ALL DAY PRETENDER
CDの表題にもされている曲。今度はまた最初の路線に戻り、ポップス系である。 久石氏のヴォーカルで歌い上げられている。この曲についてはヴォーカル中心の 曲になっており、力の入った歌声が繰り広げられる。他のセクションはほぼ 伴奏専門である。

Written by ショー

作曲 編曲 Vocal Keyboards久石 譲
作詞TERUZANE UTADA
Drums Steve Holly
Bass Brian Stanley
Chorus Kysia Bostick / N.David "Tigger" Whitworth /
TIME4分49秒

MANHATTAN STORY
今度は落ち着いた曲で、ピアノとサクソフォン中心になっている。夜のバーなど に流れるとマッチしそうな感じがする。しかし、本当にこの曲がマンハッタンのこと を表しているかは分からない。確かめたい方は実際にマンハッタンに行ってみると 良いだろう。

Written by ショー

作曲 編曲  Keyboard Piano久石 譲
Drums Steve Holly
Bass Brian Stanley
Saxophone Steve Elson
String Setion /String ArrangementEd Bilous
VocalKysia Bostick
TIME5分24秒

VIEW OF SILENCE
最後の曲はピアノメインの綺麗な曲である。ファンの間では非常に評価が高い 曲だそうだ。何となくではあるが、最近の久石氏の曲に一番近い曲と言ってよい と思う。この時期の久石氏は、コマーシャリズム(商業的世界)と映画音楽との 間にあったと思われ、ヴォーカルの冴えた曲と、この曲のような素晴らしい旋律を 持つ曲が混在している。しかし、このような曲を次々と見せつけられると久石氏の 音楽センスの多彩さにはただただ脱帽というしかない。

Written by ショー

作曲 編曲 Piano久石 譲
String Setion /String Arrangement久石 譲

Written by ショー at 2000.4.28 最終改訂2000.4.29
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