PART 1
2000年度の択一試験は
従来の傾向を一変させる、非常に簡単なものになったといわれています。
ということは、この傾向が続くと、
どちらかといえば、
早く解く等の解き方のテクニックよりも、
知識の量と正確さで勝負が決まってくるようになるでしょう。
しかし、従来の「択一試験攻略法」は、テクニック面を重視しています。
択一合格に必要な知識はあるのに、
テクニックがなく苦しんでいる方を対象としているからです。
そこで、今回、本試験の傾向の変化に合わせ、
知識の付け方を中心とした
択一試験の勉強法について、
「択一試験攻略法、知識修得編」と題して、
考察していきたいと思います。
まず憲法から。
「条文全部覚えなさい」という人もいますが、
丸覚えしても仕方がないので、
なるべく理由を考えつつ、
覚えられる範囲で対処してください。
また、各機関の権限(天皇含む)に関しては、
条文で覚えるよりも、表にして覚えると
わかりやすいでしょう。
また、本試験の憲法は非常に細かい知識が要求される
問題も多く出されます。
そんな問題など、受験生はわかりません。
全体正答率も低い場合が多いです。
なのに、そんな問題も確実に解こうと、
あれもこれも、と知識修得に手を広げすぎると、
肝心の民法の知識修得に時間が割けません。
憲法:民法:刑法のインプット時間は、
1:1:1ではないです。
1:5:3か、控え目に見て1:3:2ぐらいでしょうか。
そこで、憲法の知識修得の範囲は
一定限度に絞る必要があります。
そして、その絞り方としては
他の受験生の半数が落とさず、かつ出題可能性が高い知識、
すなわち
○択一過去問出題知識
○最新判例
でいいでしょう。
とにかく、この二つの知識に関する問題が出た場合は、
絶対間違わないように準備しておくのです。
その上で、その他の問題が出されたとしても、
他の受験生もわからないと割り切って、
現場思考で考える(間違えてもやむなし)のです。
実際は過去問の範囲もけっこうある
(特に万全を期してS36からやる場合)ので、
過去問の知識をつけるだけでも、
知識問題の3分の2以上は確実に解けます。
なお、憲法の知識はそんなに体系とか
理由とかがあるのは少ないので、
何とか頑張って身に付けるしかないのでしょうね。
次に民法ですが、
これについてはPART 2に回したいと思います。
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