ヒーリング気合術



このページは、司法試験合格のために必要な
「気合」を生み出すためにはどうすればいいか、について
考察するページです。

司法試験は国家試験最難関でありますから、
質の高い、相当の勉強量が必要とされます。
そして、様々なヒーリング技術で精神的苦痛を和らげ、
目的意識論を駆使して勉強手段をかなり効率的にしたとしても、
なお、かなりの勉強量を集中しつつこなす必要があります。

そんな日々の勉強の原動力となるのは
やはり、「絶対受かる」「勉強する」という「気合」でしょう。
(逆に、試験当日に気合を入れすぎると、
空回りとプレッシャーの原因となりかねないので注意してください)

僕は東大生のように頭がよくないし、
勉強がたくさんできるほど体力もなかったので、
勝てるとしたら「戦略」と「気合」で勝負するしかない、と思ってました。

では、そのような気合を生み出すためにはどうすればいいのでしょうか。
多くの人がいうような、「気合入れろ」という精神論ではなく、
科学的にその方法について考察したいと思います。

(ヒーリング司法試験の原点は
「精神的な弱さは科学の力で克服できる」であります。)

なお、「科学的に」とはいってますが、
単に理論立てて考える、というだけであって、
科学的、学術的根拠は何もない、
単なる私見にすぎないことを、お断りしておきます。

1、合格後の自分をイメージすることを繰り返す。

このイメージが強ければ強いほど、
イメージ通りの自分になりたい、すなわち
「合格したい」という思いが強くなり、
自分を勉強に駆り立てるのです。

例えば、「法廷に立って弁護している自分」や
「被害者の悲しみを胸に被疑者を取り調べる自分」とか
もっと俗っぽいイメージでは
「答案を添削出来るようになった自分」とか、
「修習生となって合コン三昧な自分」とかが考えられますね。

ちなみに僕は、大学主催の合格祝賀会に出席した時から
「来年は合格者席に自分が絶対に座る」というイメージを
常に持ってて、
スピーチの内容まで考えてました。

2、現状の自分に満足しない。

現状に満足してしまうと、
受かるかどうかもわからないまま長時間の勉強をひたすら繰り返し、
精神的、肉体的苦痛を強く味わう、
こんな試験勉強などやりたくなくなるからです。

「こんな生活はいやだ」「早く合格して修習生になりたい」
そう思うからこそ、
勉強するという「気合」が生まれるのだと思います。

もっとも、今の自分を否定してしまうと、
「俺ってだめなやつ」と思ってしまって、
より消極的になってしまうでしょう。
自分そのものを否定するのではなくて、
あくまで現在の環境に満足しない、というのがいいとおもいます。

なお、現状に満足しない、というのと、
現在の自分を支えてくれる人に感謝しない、というのは
似ているようで全然違うと思うので、
その点もご理解ください。

いずれにせよ、この方法は難しいので、
次の方法を考えます。

3、目標や気合を紙に書いて、勉強するところなどに貼る。

人間の行動は、環境に大きく左右されます。
そこで、このような「合格する」「頑張る」などと書いた紙を貼ることによって、
気合に満たされた空間を作るわけです。
そのような環境の中で、その紙を見つつ勉強すると、
気合が入ってくるでしょう。

また、目標を紙に書くと、
心が整理され、目標が明確に認識でき、
気合が入るという効果もあります。

4、肉体的な疲れを回復させる。

日本人は気合について大きな誤解をしている傾向にあります。
「先輩、もうだめです、立てません」
「何を言ってるか、立て、気合で立て」
と部活でもよくいわれますし
(ひどい場合はプロスポーツの監督でさえこんなことをいう)
実際気合で何とかなると思われますが、

肉体的に疲れきっているのに練習で気合なんて出るはずありません。
(試合になれば別でしょうが)

どう考えても、
「先輩、もうだめです、立てません」
「わかった、10分休んでそれからやろう」
というほうが、気合が出ると思います。

というわけで、肉体的に疲れきっているときには、
「気合」で勉強しようとは思わずに、
疲れを取ってから「気合」を出して勉強するのが
はるかに気合が入るものであります。

わかりにくい文章ですが、
いいたいことは伝わったでしょうか。

もっとも、30分しか練習していないのに、
「先輩、もうだめです、立てません」という後輩に対しては、
「何を言ってるか、気合で立て」という気持ちもわかりますが、
そこまで簡単に弱音を吐く人はこの試験をする人にはあまりいないでしょう。

5、ストレスを発散する。

たとえば、択一試験に落ちた直後は、
なかなか勉強できないのが普通です。
なぜなら、精神的にかなりのショックを受けるからです。

そのような人に「気合で勉強しろ」といっても、
そうそう気合が出るはずがありません。

そのような、精神的にきつい時は、少し休んだり、誰かと話したり、
とにかく遊んだりして、精神的な疲れ、
わかりやすくいえばストレスを発散して、
それから頑張ろう、と思うほうが、
はるかに気合が入るでしょう。

6、ライバルを作る。

この試験は、基本的には自分との戦いです。
しかし、自分との戦いというのはなかなか闘争心がわきにくく、
気合が入りにくいものです。
マラソンで独走態勢になった時のタイムは、
最後までランナー同士競り合った時のタイムよりも
大きく遅いのも、この原理の裏付けといえましょう。

そこで、誰か身近な人でライバルを見つけるわけです。
自分よりやや実力が上ぐらいの人がいいです。
そして、「こいつには負けたくない。せめて引き分けたい(両方合格したい)」と
強く思うわけです。

そうすると、闘争本能が働き、
気合がみなぎるというわけです。

僕はずっと心の中でライバルと思う人を作ってきました。
その結果、そのライバルも含め合格することが出来たので、
よかったのではないか、と思います。

ここで肝心なのは、
「自分は実力がないから」と思って、
ライバルの質を下げたり、ライバルを作らないというのは
よろしくないということです。
実力がないからこそ、ライバルに追いついていこうと頑張る、
それが「気合」の原点な訳ですから。

なお、身近にそのような人がいない、というのであれば、
ネット上の実力受験生を探して、ライバルにするとよいでしょう。

7、常に試験のことを考えて行動する。

気合論を唱える人の中には、
「気合で勉強しろ。勉強以外のことはとにかくするな。
遊ぶなんてもってのほか」という人もいますが、
適度の精神的安定を保ち、集中力を持続するためには、
息抜きは必要不可欠です。
だから、僕は遊ぶなとはいいません。
現に、僕もよく息抜きしてました。

ただ、あくまで皆さんの最終目標は、
最終合格にあるのですから、
常に試験勉強のことを考えて行動するのがいいと思います。

例えば、3日後に遊びに行くとします。
遊びに行く前は「遊びにいける」と思って精一杯勉強し、
そして遊びに行っている間は、
試験勉強のストレスを発散する、という目的を持って、
思いっきり遊ぶわけです。
そうすると、帰ってきた後すっきりと気合を持って勉強することができ、
遊びも試験勉強に役立つということになるわけです。

そして、このように例え日常生活や遊び、デートなどであっても、
常に試験勉強に役立つように、と心がけて生活してると、
試験勉強に関係ないことは
どんどんやりたくなくなってきます。
そうすると、生活の無駄が省け、試験勉強に気合を持って望める、と
いうことになるのではないでしょうか。

なんかつまんない人生、といわれればそうかもしれませんが、
まあ、こんな気合を入れる方法もある、というわけで。

8、勉強量を紙に書く、図式化する。

自分がその日にやった勉強の成果を紙に書くことで
「よし、明日も頑張ろう」
または
「やばい、明日こそ頑張ろう」と思って、
気合を入れる方法です。
ポピュラーですけど効果的です。

ここで肝心なのは、
「今日は8時間やった」「10時間やった」などとメモしないことです。
勉強時間が重要なのではなくて
(もし重要だったら僕など一生受からない)
何をどれだけ、どの程度の集中力を持って勉強したか、が
重要だからです。

なので、勉強した具体的な量を基準にメモするようにしてください。
これは自分に対する反省でもあります。

方法としては、勉強計画を立てる際に、
「勉強(work)進行表」を目標時間と共に作成し、
そこに一日ごとに、または一定量が終わったごとに記入していくのが
取組みやすい方法ではないでしょうか。

9、「なぜ司法試験に合格しようと思ったのか」
  その動機を自分の中で強く、明確に持っておく。

多くの合格者が薦める方法です。
現に、うまくいけば一番気合を入れるためには効果的な手段でしょう。

ただ、この方法は実は難しいです。
司法試験に合格することによって得られる一番の効果は
法曹になれるということですが、
受験生時代はなかなかその法曹に対するイメージ自体が
もてない、というのが
正直なところだと思うからです。

僕自身、司法試験に合格したい動機というのは
いろいろあったのですが、
うまいこと整理できたかといえば自信がなかったです。

ですから、この方法は
「何が何でも法曹になるんだ」と考えておられる方には
効果的だと思います。
具体的には、紙に書き出してみるとかすると、
心も整理され、いいと思います。

10、気合の入る環境で勉強する。

ほとんど3、と同じなのですが、
人間の気持ちは環境から作られる、という原理に従った方法です。

具体的には、周りの人みんなが気合をもって勉強している、
予備校の自習室や図書館、
大学の法職講座の学習室などが挙げられます。
ただ、どこが集中できるかは人それぞれだと思うので、
自分にあった場所を見つけるとよいでしょう。

あと、よく自宅で勉強する、という方がいますが、
隣に布団があるという状況で気合入れて勉強するのは、
僕自身としてはなかなか困難ではないか、という気がします。
もちろん、その人にもよりますし、
うまく工夫すれば気合がみなぎる環境にもなると思いますが。
ちなみに、僕は自宅ではほとんど勉強しませんでした。


長くなってしまいましたが、
科学的な気合術としてはこんな感じです。

あと、伊藤真先生の手紙やHPを見るとか、
成川先生の叫びを聞くとか言う方法も考えられますが、
この方法の効果はかなり個人差があるでしょう。

上の10個の中には、
かなり今まで何度も言われてきていることも
入っているとは思いますが、
参考になれば幸いです。

最後に重要なことを一つ述べます。

気合を入れるということは、
「合格したい」と強く思うことです。

そうすると、「合格しなければならない」
「合格したいけど出来ないんじゃないか」といった
プレッシャーや精神的不安に、
どうしてもぶつかってしまうことになります。

「合格したい」と強く思うからこそ、
そのような精神的苦痛とぶつかるのですから、
それらの精神的苦痛を、「気合」で克服するのは難しいと思います。
どうしても、気合とプレッシャーは相反する面があるのではないか、と感じます。

なので、気合を入れすぎて、
プレッシャーに押しつぶされる、ということのないように、
うまく両方の折り合いをつけて、
(プレッシャーを強く感じた時は
精神的苦痛を緩和することを重点に置く、など)
気合術を有効に活用し、
勉強に取組んでいただければ、と思います。


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