PART 4
「目的意識論」遅くなりましたが,続きです。
さて、自分の課題,目的が見つかったとして,
それに沿った合理的な手段を見つけるためには,
どうすればいいんでしょうか。
もっとも手っ取り早いのは,合格者に相談することであります。
「こういったことを目的にしていきたいのですが,
どのような方法がいいでしょうか」と。
ただ、身近に合格者がいない人もいるでしょうし、
たとえいたとしても、目的意識論を理解していない人だと
「自分の取った手段が最高」と感じていて,それを勧める人もいますね。
たとえば、
「全般的に知識を付けたいんですけど、どうすればいいでしょう」
「うん、判例の知識が重要だから,
判例百選の判例を全部覚えたまえ。僕もそうしたから」
といわれたりとか。
(全然合理的な手段じゃねー)
というわけで、どのような手段が目的達成のために合理的な手段か,
ということは、やっぱり自分で考えないと
致し方ないですよね。
では、そのためにどうするか。
それは、勉強手段についての情報を
できる限りたくさん収集しておくことです。
たとえば、ブロックカード作成の利点,欠点,
基本書読みの利点,欠点などを。
そうすることによって、いろいろな手段とその特徴を知ることができ、
自分の課題,目的に沿った,
そのような目的を達成しやすい手段を
見つけていくことができるのです。
そして、そのような、いわば自分の
勉強手段の持ち駒(!)を増やすために
もっとも効果的なことは,
合格体験記をたくさん読むことです。
合格体験記は主に勉強手段が中心にのっています。
(たまに自分の半生記になってしまう人もいますが)
そして、親切な方は「この手段はこういう点で役立った」と書いてくれていますし,
さらに目的意識論に理解のある人は,
「こうこうしようと思ったからこの手段をとった」というところまで
書いています。
(僕の合格体験記もそれを意識して書いています)
そういった体験記を何十人分も読むことによって,
様々な課題に対する勉強手段を知ることができ、
それらを自分の中でさらに整理することによって,
徐々に勉強手段の持ち駒が増え,
自分の目的に沿った勉強手段を考え,選択することができる
ということです。
あと、重要なことは,
「常に創意工夫を心がける」ということですね。
一旦,自分の目的に沿った手段だ,と思っても、
さらに工夫すればもっと、目的達成のための合理的な手段があることに
気づかされる場合が多いです。
たとえば、僕は知識修得のため,テキストを何度も読んでいました。
でも、アンダーラインを引くと,かえって重要な部分が分かりにくくなるので
引きませんでした。
そうすると、僕の場合どうしてもただ読んでいるだけになり,
集中力が落ちてくるのです。
集中力を保って,知識修得するためにはどうすればいいか,
ということを考えていると、
「いらない紙に重要な事を書いていって覚えればいい」という手段が
見つかったのです。
自分の課題,目的に沿った,
合理的な勉強手段を見つけるには,
以上のような方法が効果的かな,と思います。
面倒くさいですかね?
でも、やみくもにいろんな勉強手段に取組んでいくよりも,
効率的ではないか,と思います。
PART 5 では
実際に勉強する際にも,
目的意識を常にもつ,ということを
示していきたいと思います。
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