君がいた物語
●アーティスト:See-Saw ●タイアップ:.hack//Liminality vol.3 ●発売元:ビクター ●発売日:2003/01/22 ●クロレビ平均:7.63 −−− ●点数分布 10 *** 3 09 ****** 6 08 *** 3 07 ******* 7 06 ** 2 05 ** 2 04 * 1 03 0 −−− ●コメント くぎ:7点 前作が良すぎた為か、若干メロ→サビが見劣りしますが、この曲もかわらず、楽曲が厚いので楽曲重視の人にはおすすめです。しかし盛り上がり部分が少なく、メロとサビの区別が付きづらく、サビはこんなんか?と思ってしまうほどあっさりしているのでちょっと減点。 あやの:7点 前作同様、See-Sawのよさがでている1曲。なんとなく曲調がシルクロードを想像させるような作り。ただ、サビが弱い気がするのが残念な点でしょうか。 綾希:8点 See-Sawらしい1曲だし、聞きごたえはある。ただし、前作みたいにサビが浮かんでこないのがこの歌の弱さか。 アフィリス:10点 神秘的な歌詞とSee-Saw独特の歌い方が特長の曲です。メロディーは淡々としていますが、そのためサビが引き立っています。聴く人の想像力を掻き立てる心憎い工夫が詩の各所に見られます。抽象的な詩を、聴く人はポジティブに理解しようとし、それは、サビ部分等にある比較的解しやすい詩を引き立たせてもいます。特に「汚れた水の上だから月の影が綺麗で」という詩は、その情景を脳裏で無意識のうちに想像させます。曲としてのまとまりも十分ですのでこの点数を付けさせていただきます。 雪人:9点 梶浦ワールド炸裂という曲です。前の『あんなに一緒だったのに』はどちらかというと、ガンダムのEDという事もあってか聴きやすい曲に仕上げていましたが、本来の彼女の曲というのはむしろこっちの方だと思います。誰にも真似の出来ない独特の旋律は賞賛に値すると思うし、これからもこの曲のような神秘的で繊細だが、ある一方ではそれを激しく表現する曲を作って欲しいものです。 星美と愛花:10点 メロディ、サウンド、歌詞、すべてにおいて秀逸でまさに「名曲」と呼ばれるために生まれた曲だと思います。イントロから切なさとミステリアスな不思議な世界が広がり、情景を思い浮かべることでより深みを増します。実際名曲と呼べるレベルの曲でも、半年ぐらいなら余裕だけど1年以上となるとなかなか難しく、「やっぱりいい曲だ」とは思えても多少は色褪せてる感じが出てくるもので、1年以上経っても"全く"色褪せてないと思えるのはほんの数曲、これはその中の1曲であり、改めて実感させてくれた曲です。 |