◆ Blue treasure ◆

 

 

●アーティスト:栗林みな実

●タイアップ:タイドライン・ブルー

●品番:LACM-4205

●発売日:2005/08/24

●クロレビ平均:6.50

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●点数分布

   10  0

   09 ** 2

   08 *** 3

   07 **** 4

   06 ******** 8

   05 ***** 5

   04  0

   03  0

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●コメント

ファイモ:6点

 今までの栗林さんの楽曲と比べてかなり物足りない感じがします。歌詞は独特でなかなかいいものがあると思いますが、メロディがどうも今ひとつで、特にAメロの辺りが暗くて歌詞とかみ合っていない気がします。今回は多少きつい評価になりましたがいい曲には変わりないと思います。

まさやん:5点

 決して悪い曲ではありませんが、何となく最近の栗林さんの楽曲はワンパターン化しているように思えます。今回の曲もどこかで聞いたような気がして、すぐに飽きてしまいました。栗林さんはそろそろ方向性を変える時期なのでは・・・?

宮神りの:9点

 久しぶりの栗の子の新曲♪期待したよりこむちゃでは結果が振るいませんでしたが、りのには好印象に映りました。マンネリ化しているようにも感じましたが、それをカバーする詩の綺麗さがこの曲の魅力です。「波の音ざわめく」だと、海洋SFアニメのOPに相応しい詩ですし、「広がってゆく」だと、目の前に海の風景が広がってゆく感じが・・・。とにかく1回聴いてみる価値はある曲だとは思いますよ。

SOW:9点

 詩もメロディも非常によく作品にも合った曲になっていると思います。ただよくはわからないのですがどこか物足りないな、といった印象を受けてしまいました。そこさえなければ10点は取れていたと思われるだけに少し残念でした。

サンドぱん:7点

 詞の中の登場人物は自分1人。「心の葛藤」と「出した結論に対する不安」。それが曲と詞でうまく表現されているように思う。もう1つの特徴としては、明るい色(黄色・赤系)を思わせるような単語がほとんど存在しない。もちろん一番多いのはタイトルにも使われている「青」なわけだが。青ってテンションが高い時と低い時では、感じる印象が真逆だったりするんですよね。「似たような曲」だけで終わらせてしまうとすごくもったいない気がする。

あやの:5点

 なんか曲調がどっかで聴いたことあるような感じになってしまうのは、聴いている側のイメージに残らなくなりつつあり、飽きっぽさがでてしまっているといういけない兆候。ここは思い切りイメージを変えるしかないか?がんばってほしい。

ぽぺろん:5点

 ドラマ性を強く感じる曲で、タイアップ作品との相乗効果を狙った曲調である印象を受ける。全体として物寂しさが漂う雰囲気があるため、それまでの持ち歌の高めトーンに比べ、つかみ所が弱く感じてしまった。曲やボーカル自体に非があるわけでもないと思うが、作品を見るか見ないか、曲に対してじっくり向き合うか否かによっても、この曲の評価が分かれそうな気がする。

時雨 燦:6点

 サビの部分はかなりの高評価なのですが、全体を通して弱いな、という気がします。インパクト重視の僕としては、弱いというのはそれが逆に長所と言えるレベルにならない限り大きなマイナスになってしまうので。

J-Wind:6点

 やたらと歌謡曲っぽい曲。これまでの栗林さんの曲とは違った感じで、新境地開拓中なのかなという感じですが、個人的にはこむちゃデビュー当時の方向性の方が好きかなぁ。全体的に物足りなさは残りましたが、RPGの教会で流れてそうな間奏が妙に気に入りました。

ふめい:6点

 どうしても前半部に2回ある静かなメロ部分で冷めてしまう…それがこの曲の特長ともいえるのですが、それがあるために曲の重心がサビのメロディに偏りすぎてるという印象があります。後半部は間奏もいいのであってサビが生きてると思うのですが…。まあ、曲のクォリティは高いのでこの点は出せるかな。

EKUSU:5点

 栗林さんの作曲ということで、少しはこれまでと違う感じが出ています。しかし、やっぱり根本的な曲のタイプは同じような気が・・。栗林さんのこれからの敵(?)は、マンネリですかねぇ・・。自身で作曲した曲でもこれまでの雰囲気から抜け出しきれていないのはけっこうつらいところがあると思います。自分で曲を作るといったあたりの音楽に対する姿勢はすごく好きなんですけどね。それだけでも、つくってもらった曲を歌うだけの人よりは(音楽人として見た場合)はるかに魅力的に映ります。

すなけん:7点

 それなりにドラムなどでそれなりに勢いはつけているものの、それで押していく曲ではなく、むしろバラード系のように「聞き手に聴かせる曲」と考えていいのかな?と思います。この曲は「僕」目線の部分と「僕」を客観的に見ている部分から成っていて、それでも描いているものは一貫して「僕の決意」のようなものに感じられます。ボーカルもこういった曲の表情をしっかりと表せていると思います。曲の展開は結構ありがちなのですが、聴きやすい展開ではあると思います。色々なポイントから味わえる曲なのではないでしょうか?

hiro:7点

 今までの栗林さんの曲とはイメージが変わったような印象を受けました。なので、自分もそうだったのですが今までの栗林さんの曲が好きだったという人にはこの曲にちょっと違和感を感じるかもしれません。完成度は高いが、サビ以外の部分でなんとなく物足りなさを感じてしまうのがちと残念なところ・・。

くぎ:8点

 AメロBメロに特に特筆すべきところは無いですが、この評価で決定的になった部分はサビを中心とするバックサウンドとサビ後の感想部分。大海原の情景を想像させるバイオリン(ストリングス)とギターのコラボがかなり好みで、高揚トーンが苦手な僕には逆にいい曲だと思えました。ただ、今までの栗林さんの曲が好きな人にとっては物足りなく思うのかもしれませんね。ここら辺が評価の分かれ目かもしれません。

巣もリンク:6点

 イマイチ盛り上がりに欠ける気はするんですが、メロ、サビ、間奏それぞれの繋がりはきちんとしていると思いますし、聞こえは悪くなっちゃいますがかなり無難な曲という印象です。ずっと聴いてると飽きが早いかもしれませんが、忘れた頃に突然聴くと結構良い感じに聴こえるかもしれませんね。