焔の扉

 

 

●アーティスト:FictionJunction YUUKA

●タイアップ:機動戦士ガンダムSEED DESTINY

●品番:VICL-35883

●発売日:2005/09/22

●クロレビ平均:7.18

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●点数分布

   10 * 1

   09 * 1

   08 ****** 6

   07 ********* 9

   06 *** 3

   05 ** 2

   04  0

   03  0

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●コメント

ファイモ:10点

 暁の車に続きこの曲もガンダムの挿入歌なわけですが、今回の曲は前回よりも凝ったつくりになっているのが魅力ですね。また、この曲はキャラクターの心情をうまく歌詞に表した曲だと思います。メロディは梶浦さんの作る行き過ぎない感じの独創性があっていいと思います。曲として最大の出来だと感じ、最高点をつけることにしました。

まさやん:7点

 個人的には同じ梶浦さん作曲の「Life Goes On」のバラード版といった感じがしました。所々に流れるバイオリンのサウンドがいいですね。南里さんの声もメロディに合っていて好印象です。

宮神りの:8点

 「あんなに一緒だったのに」はじめ、これまでの梶浦ミュージックに比べては、印象が薄くなった気がします。詩や曲に関しては秀逸で最高で極上な曲なんですケド・・・。でも、こういったおとなしい曲は、りののストライクゾーン!もちろん先月の「君は僕に似ている」よりかは好印象だったため、1点プラスということで♪もちろん必聴の価値アリですー。

星美と愛花:8点

 少々切ない感じの独特な曲調が梶浦氏の音楽を物語っています。サビもバックのアレンジで繰り返しの単調さを回避しているし、コーラスを活かしたCメロもあったりと、構成も飽きさせない作りになっていると思います。

M:8点

 雰囲気は「暁の車」に似ている,というかかなりそっくりである。同じタイアップで同じアーティストなのだから当然と言えば当然なのだが。とはいえ,焼き直しという感じはまったく受けず,「暁の車」よりも洗練された,より良い曲になっていると思う。

サンドぱん:8点

 歌詞が「暁の車」よりも気持ちの面で一歩前に進んでいるような印象を受ける。「信じる」ことで、過去の自分に別れを告げたその様子は力強ささえ感じる。曲調でもその違いは顕著に現れていて、希望・郷愁・哀愁etc・・・さまざまな想いを曲の中から感じ取ることができる。歌詞に考えさせられる曲というのは久しぶりに聴いた気がする。余談として、歌詞のはじめに「暁」という言葉が使われているが、これも「暁の車」を連想させるようでなかなか興味深い。

へめへめ:8点

 曲自体はかなり作りこまれていて完成度が高いと思います。曲の雰囲気とアニメの雰囲気がとてもよくリンクしているのですが、むしろアニメが曲の雰囲気に染められていったような感じさえします。

あやの:8点

 梶浦氏がまたやってくれたなーという第1印象。とにかくこの切ない感じが詞にも曲にもうまく表現されていて、作品全体を相乗効果で作り上げていく。ホントうまいなぁと思った1曲。

ぽぺろん:7点

 「暁の車」と位置づけが似ているために、それとの対比で曲をイメージしてしまうが、それでいても全体的な完成度の高さを感じられるだけで好印象が先行する。聴いているうちに好奇心をくすぐられる感じもして、上手く作られていることを実感できる曲と思う。

すなけん:9点

 イントロからAメロ、Bメロの盛り上げ方はすばらしいものの、サビでちょっとパワー不足な感を受けた…のが第一印象。ただ、サビのメロディラインが回数を重ねて使われている点を考慮すると、逆にしつこすぎない感じがしていいのかもしれません。個人的にはCメロのあたりのコーラスがもうちょっと抑え目でボーカルが前に出ていたほうが好みですが、これはこれでアリかも。歌い手さんにも情感たっぷりの歌詞をしっかりと描き出せる力があり、全体的に満足できた1曲。何度も何度も繰り返して、深くまで聴きこめる曲ではないでしょうか?