Crystal Energy

 

 

●アーティスト:栗林みな実

●タイアップ:舞-乙HiME

●品番:LACM-4247

●発売日:2006/02/22

●クロレビ平均:7.55

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●点数分布

   10  0

   09 ** 2

   08 ********* 9

   07 ********** 10

   06 * 1

   05  0

   04  0

   03  0

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●コメント

ライスショップ:8点

 ホントに同じ人が作ったの?と思ってしまうくらい、これまでの曲とは明らかに雰囲気が違います。ちょっと暗めの雰囲気とか起伏に富んだ構成とか、これまでとの相違点はいくつも挙げられるのですが、それら全てが良い方向に作用しているというのが素晴らしい。正直今までの彼女の曲はあまり興味が無かったんですが、この曲でかなり印象を変えられてしまいました。

すなけん:9点

 曲全体から決意のような強い想いが感じられ、しかも曲・歌詞・歌声が見事に互いにピタッとハマっているので、とてもいい曲だと思います。個人的にはBメロの展開の仕方が「広がり」を感じて、素晴しいものになっていると思います。歌い手さんも歌い方は前作とはうって変わって力強いものとなっていて、曲の世界を構築する上で重要な役割を担っています。歌詞もしっかりしていてノリもいいので、嫌いな人は少ないんじゃないかと思います。いろいろな要素で、曲の入りから締めまで味わいつくせる曲なのではないでしょうか?

あやの:7点

 また似たような感じなのかなぁと思ったが、あれ?そうじゃないじゃん。というのが第一印象。今までとは違う彼女の一面が見られた感じがする。ややメロディラインが薄い感じがするが、それは彼女らしさでカバーできているので問題なし。他のレビュアーさんも言っておりますが「進化」という言葉がうまく当てはまっています。

巣もリンク:8点

 イントロからどこかで聴いた事あるような曲調が続くのが難点ですかねえ。若干新鮮味に欠け、メロディが全体的にやや単調な気がします。ただサビ後半が神がかった出来で、少なくとも私はここだけでお腹いっぱい。サビ前半までが個人的に気に入ってなかっただけに余計に。まあ私なんかは特殊例で、客観的に見るととっつきやすい良曲だと思います。でも次回はバラードとかもうちょっと違った感じの曲に期待。

サンドぱん:7点

 全体的な曲の雰囲気はある程度統一が取れているのだが、歌詞の一区切りごとに内容にあわせて曲が微妙に変化していっていて、その変化が絶妙。楽曲自体は大衆好みな印象で、それほど好き嫌いは分かれなさそう。歌詞は内容が幻想的であることから、タイアップ寄りの印象を受ける。しかし、サビなどで見られる含みを持たせているような表現は、ある程度は共感を得られるのではないかと推察できる。筆者はタイアップのアニメを全く見ていないが、タイアップに縁がある・ないに関わらずそれぞれが感じるものはあるのではないだろうか。

M:7点

 栗林さんの曲としては,Rumbling Heartsに雰囲気が似ているが,こういった雰囲気は彼女の良さをうまく引き出すことができるのだろう。今作もなかなかの仕上がりである。欲を言えば,メロディなり,間奏なりに,もっと印象的な旋律があるとよかったと思う。

えんすぺ:8点

 イントロから壮大なイメージを思わせサビに近づくにつれて盛り上がっていく感じ!曲の暗さが何が起こるかわからないワクワク感、期待感を見事に表しているかと思います。

J-Wind:7点

 タイプ的には「Blue treasure」に似ていますが、すべてにおいて洗練されており、大きくレベルアップしていると感じました。前の作品と似ていたとしても、よくなっていればそれは「進化」であると実感できる作品だと思います。サビの前半でちょっと物足りなさがあったので、次回はその辺をより洗練させて、さらなる進化に期待したいですね。

まさやん:8点

 前作まではマンネリ感が強かった栗林さんでしたが、今回の曲は今までの曲調とはガラリと変わったものとなりました。メロディが格好よく、またサウンドも良い感じに緊迫感があるので、かなり聴ける曲です。また、曲調が変わっているだけに、作曲者でも変わったかなと思っていましたが、この曲もみな実さん作曲でした、みな実さんは作曲者としてもレベルアップしましたね。

てまるA:7点

 疾走感があり激しくそれでいて悲しみもありいろんな要素があり曲に重みを感じた。そして全体的にひとつの流れとなっていてひとつの物語的なものとなっていた。

星美と愛花:8点

 打込み系の勢いのあるサウンドが、エナジーを象徴しています。サビはもちろん、メロもしっかりしていて、全体的にうまくまとまっていると思います。メロを抑え目にしてサビで一気に盛り上がる溜め方もタイトルに合った構成ではないでしょうか。

ファイモ:9点

 最近出している曲が今ひとつ締りが無かったのに対し、この曲はメリハリを少しつけ、曲を少し暗くしたことで何か違う曲に感じてきます。今までにないメロディがやはり新鮮でいいと思います。