●アーティスト：樹海

●タイアップ：Fate/stay night

●品番：GNCX-0002

●発売日：2006/03/15

●クロレビ平均：6.50

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●点数分布

　　　10  0

　　　09 * 1

　　　08 **** 4

　　　07 *** 3

　　　06 ********* 9

　　　05 ** 2

　　　04 * 1

　　　03  0

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●コメント

あやの：８点

　ああ…これはいい。そう素直に思った１曲。曲調はおとなしいんですが、このボーカルのせつなさがうまく曲全体を引っ張っているなぁと。久しぶりにマターリ系でしっかり聞き込める曲に会えたうれしさを感じた。

ライスショップ：７点

　あんまアニソンっぽくないというか、タワレコとかHMVのJ-POPコーナーでプッシュされてそうな感じの曲。メロディもボーカルも普通に良いとは思うのですが、敢えて不満を言うならアレンジ。ここの工夫次第で大化けする可能性もあったのに、ちょっと無難すぎて面白みに欠けるかなぁという気はします。

サンドぱん：９点

　イントロのピアノで既に「やられた感」があったが、ボーカルの裏声や1分近くある後奏も魅力的である。元気なボーカルに励まされたり、歌詞に共感して癒されたりといったものとはまた違った、「曲全体から滲み出ている何か」に安らぎを覚えた。他の方々がどうなのかは知らないが、個人的にこと音楽に対して、このような感情を持つことは珍しい。よって上記の点数を付けた。まぁ、9点以上をつける曲というのは、多少なりとも理屈以外の何かがあるのではないかと個人的には思うが。

くぎ：８点

　楽曲面では巣もリンクさんの感想とほぼ同感。特にボーカルは歌詞の切なさを丁寧に表現されており、グッとくる曲になったと思う。僕の場合は３サビ後の後奏の引き込まれるような感じで素晴らしく感じたし、個人的にはラスト１分の後奏はもっと長くても良いなと思ったぐらいである。

すなけん：８点

　全体を通してゆったりとしたテンポで進む曲ですが、歌詞や歌声からは大きな気持ちの動きを感じることができて、全体として聴き応えのある曲となっているんじゃないかと思います。こういった点もさることながら、後奏のストリングスの綺麗さは抜群で、圧巻と言った感じです。ピアノの音色も冒頭とラストを初めとして全体として活きているようで、個人的にはそういうところが気に入りました。ノリのいい曲じゃなきゃダメ、という人でなければぜひ。

巣もリンク：７点

　どう考えても個人的な嗜好でしか無いんですが、やっぱりこういうメロからサビにかけて徐々に盛り上がっていくマターリ型の曲は聴き入っちゃいます。惜しむべくは１サビから唐突に２Ａメロへ突入する点と、３サビ後のオーラスがちょっと無駄に長いような気がする点くらいでしょうか。まあどちらにしても私がやや気になるというだけで、曲全体としてはサビを中心としてなかなか高いレベルでまとまっていると思います。

ふめい：６点

　正直なところ、あとひと山欲しかったというところ。特に２分半を超えてからの間奏のメロディーラインからして後半の盛り上がりに期待が募るんですが、そのテンションのまま終わってることがちょっと期待はずれか。静かに始まり伴奏が重なるまでは良いのですが…。でもラスサビの前にちょっと間が入るところは結構好きかも。完成度の高いバラードで、普通に美しい。エンディングにはうってつけな曲なのですが、曲的には最近でもよく見られる歌謡曲とも言える曲なので、あえてこれをチョイスする必要はないかな…という気がします。