● 終端の王と異世界の騎士 ●

 

 

●アーティスト:Sound Horizon

●タイアップ:カオスウォーズ

●発売日:2006/10/04

●クロレビ平均:6.25

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●点数分布

   10  0

   09  0

   08 ** 2

   07 ******* 7

   06 ****** 6

   05 **** 4

   04 * 1

   03  0

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●コメント

SOW:5点

 曲の感じはむしろ好きなのですがナレーションがどうも…。ただ良い意味で独特だとは思うので聴けばハマれる人は多いと思います。

くぎ:7点

 テンポが一定していて、単調だなぁと思ったが、やはりスルメのように聴けば聴くほど味が出てくる作風は健在。
Elysion以前と比べて(正直物足りない)語りが明らかに少ないのはシングルという名目と初心者の為の配慮か、それとも第2期ということで一線を引いたのか。

アクアフロート城也:8点

 schwarzweissの時よりもさらに「語ってる」感が強くなった印象がありますが、全体的に落ち着いた仕上がりになっていて聞き応えがあります。曲の持つ世界観を重視する人にはおすすめの1曲です。あとあえて言うならナレーションに違和感を感じてしまう人はいるかも?

hiro:7点

 今までに無い新しいタイプの音楽という感じで非常に新鮮でした。独特な世界観なのでやはり好みは分かれてしまうと思いますが、ハマれば他のSound Horizonの曲も聴いてみたくなると思います。この曲がきっかけであなたの音楽観の新境地を開拓することができるかもしれません。

EKUSU:7点

 語りが非常に特徴的な曲。自分はここも好きです。言い方が上手いですよね。メロディーも悪くないし、完成度の高い曲と言えるんじゃないでしょうか。個人的にはサビにもうちょっと盛り上がりがほしいかも。

J-Wind:6点

 明らかに他の曲とは一線を画しており、それだけで「試しに聴いてみる」理由としては十分。裏を返すと「積極的には薦めづらい」とも言えますが、オフボーカル部もいい感じで構成されているので、比較的聴きやすいんじゃないかと思います。サビ(という表現はこの曲には適切ではないかもしれませんが)が今ひとつ盛り上がらないのが残念。

すなけん:8点

 独特の世界観を作り上げていて、すごく好きです。語弊があるかもしれませんが、「曲」というジャンルにとどめて評価するのはもったいないな、と感じました。ライブでは曲にプラスされてどのような表現がなされているのかに興味津々です。もちろん楽曲からだけでも感じ取れるものは多く、歌詞もあわせて繰り返し味わうことができます。あと、あまり語りがプラスにはたらく曲は多くなかったのですが、こういう曲ほど「生きる」ものはないと思いました。聴いたことがない人には1度聴いてほしい曲。新しいジャンルに触れるきっかけになると思いますよ。

ふめい:5点

 冒頭から語りを入れた独特の曲構成が特徴ですが、なんかそれだけな気が…。工夫は感じられるものの、個人的に語り自体には興味ないので、ちょっと評価にはつらくなります。それ以外は淡々と歌ってる印象が抜けないところ。ただ、もともと組曲であり、3曲あるいは5曲通して聴けばまた違ったイメージを描けるのですが、1曲で聴くとその趣旨を理解するのにはどうしても無理があるかと思います。

へめへめ:7点

 曲というよりも歌劇っぽい気がしますが、そう考えると時間的な制約から内容は薄弱なのかもしれません。他の曲と比べると異質な感じですが曲の雰囲気が面白くて、番組的にはスパイスが効いていてよかったと思います。

てまるA:7点

 独特の「Sound Horizon」の世界観にどっぷりはまりこんだしまった。曲に速さはないがナレーションがうまい具合に曲にあっていて気分が高揚させられる。このレビューの書くこと筋ちがいかもしれないがあえていうならこの曲は物語の始まりの部分なので単体で聴いても十分楽しめるが三曲きいて初めて物語の本当のよさがある。

QJ:6点

 いきなり大塚明夫さんのナレーションで始まる冒頭部分から、今までの音楽とは全く違うものを感じさせてくれます。また、幻想的な音楽や随所に盛り込まれた語りによって、一つの物語となっているところも魅力の一つです。語りに違和感を持ったりしないのであれば、新たな音楽としてオススメできる曲です。