Justice to Believe

 

 

●アーティスト:水樹奈々

●タイアップ:WILD ARMS the Vth Vanguard

●発売日:2006/11/15

●クロレビ平均:7.33

−−−

●点数分布

   10 * 1

   09 *** 3

   08 ****** 6

   07 ***** 5

   06 **** 4

   05 ** 2

   04  0

   03  0

−−−

●コメント

巣もリンク:6点

 彼女らしいテンポの良い曲で、その世界観に入り込みやすいのではないかと。ただどうもCメロが浮いてる感じが。2番までは違和感なく聴けていただけにそれがもったいなかったような。

えんすぺ:7点

 イントロ・間奏から自然にAメロに入りBメロ、徐々に盛り上がってのサビの展開はうまい。ただCメロ以降は少し物足りなく不完全燃焼といった印象。

ライスショップ:10点

 アルバムHYBRID UNIVERSEの流れを引き継いだ作風で、イントロなどはその傾向が顕著。そういう意味では斬新さには欠けますが、サビのメロディラインが個人的にドツボにはまりまして、これだけで有無を言わさず10点確定。他のマイナス要素を全く気にさせないほどの破壊力があります。

すなけん:8点

 ストリングスの使い方が効果的だったり、相変わらずの力強い歌声だったりとクオリティの高い曲に仕上がっているのは間違いないと思います。てか、まず最初にそう思いました。自作詞ということもあってか、歌詞・曲の世界観の表現はやはりなかなかのもの。ただ、どうも曲(構成?)の方向性が固まってきてしまったのか、「どっかで聴いたような感じ」になってしまっているのはちょっと残念なところ。あと、曲の後奏の締めがものすごくカッコいいです。聴いたことのない方には本気でオススメしちゃうくらい。思わず唸ること請け合いですっ!

lyric:8点

 5分間という曲の中で1つの物語ができている感じで、構成が完成されています。特にAメロからBメロへの繋ぎ方がうまい。また起伏の激しいメロディーをしっかり強く歌う奈々さんの歌唱力も◎。何度聞いても曲の世界に浸かれるのですが、Cメロの穏やかな部分が長すぎて飽きを感じてしまいました。ここが半分くらいならその後のサビも引き立って決まっていたのでは、と思いました。2番までなら十分リピートに耐え得るので、ここが残念です。

川神:7点

 サビの締め方が非常にカッコよく、その後のアレンジもそのイメージをつぶさず続いてかなり良いのですが、Bメロとサビの最初につながりが見えず、そこで盛り下がってる感があるのが残念なところです。

QJ:9点

 曲調、歌詞などからもわかるように、強さというものがストレートに表現されています。難しい曲をここまでしっかりと歌える奈々さんの歌唱力はさすがです。難点を挙げるなら、Cメロでの曲調の変化が激しすぎること。今まで激しかったのにいきなりゆったりとした曲調になるので、聴いていて少し違和感を覚えます。それがあるからこそ曲の力強さも引き立つので、マイナスばかりではありませんが。

星美と愛花:9点

 長いイントロを、ムードのあるやさしい感じで始めて一転して激しくする構成は、ストーリー性を与えるだけでなく、飽きさせないという意味でも非常に効果的で完成度の高さがうかがえます。中でもサビのパワフルなボーカルは絶品。聴いているだけでこちらも力がみなぎってきます。