最強パレパレード

 

 

●アーティスト:平野綾・茅原実里・後藤邑子

●タイアップ:涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部

●発売日:2006/11/22

●クロレビ平均:5.95

−−−

●点数分布

   10  0

   09  0

   08 ** 2

   07 **** 4

   06 ******* 7

   05 *** 3

   04 *** 3

   03  0

−−−

●コメント

えんすぺ:6点

 これまでのハルヒ関連曲よりも明るさを重視した印象。メロやサビなどのつなぎが無理やりに感じれた。メロの3人が1フレーズづつ歌っている所はなかなか。

巣もリンク:5点

 曲の存在を知らなかったのに、バイト中に有線で初めて聴いた時に「…ハルヒか?」と気付いてしまった曲。サビの平野氏が分かり易かったです。まあそんな事はどうでもいいんで曲の方についてですが、第一印象はオーソドックスなユニットキャラソンだなあと。こういう曲の特徴として音の上下が少ないというのがあるんですが、この曲に関しては単調に聴こえるという意味で弱点として出てしまった気が。

くぎ:6点

 かなり好き嫌いがハッキリ分かれそうな曲調で。ハレ晴レユカイよりサビの高揚が少ない分、盛り上がらないと感じるかもしれないが、曲の完成度や中毒性で言えばハレ晴レユカイを凌ぐ出来ではないかと思う。

すなけん:8点

 モールス信号(?)からの始まりが非常に印象的で、曲調としては前作を踏襲している感じ。特に間奏入りのあたりの音を聴いてるとモロにそういう印象を受けます。前作同様元気いっぱいの曲で、聴いていて楽しいだけでなく歌う側に立ってみてもとても楽しめる曲なんじゃないか、と思います。そう思わせてくれるのはしっかり曲に乗っかった歌声のおかげかも。また、原作を読んでたりアニメを見た人なら思わずニヤリとしてしまうようなワードが歌詞の中にちりばめられていて、そういった楽しみ方もできる、いろいろ詰め込まれた曲になってると思います。

川神:7点

 前作に比べるとややノリがよくない感じはします。ただ、前作の雰囲気はしっかり残していて、これぞ「ハルヒ」といったイメージの曲。前作が好きな分、こっちも評価が高くなりました。

QJ:5点

 他のハルヒ関連の曲と比べると、どうしても完成度の低さが目立ってしまいます。イントロは十分にらしさを出せていたと思いますが、それ以外の部分、特にサビが弱い感じがして、何だか不完全燃焼で終わってしまうので、何度か聴くうちに飽きてしまいます。ただ、中毒性は十分にあるので、いったん曲にハマれば抜け出せなくなるでしょう。

lyric:6点

 タイアップをちゃんと知っていないと味わえない歌詞ですが、それを見なくても、作編曲からノリのいい曲だと十分感じることができます。歌がない部分の編曲のメロディーラインが、歌部分をうまく引き出しています。ただ難点は、Aメロに入る前の短いフレーズが浮いていた印象であるのと、Aメロ→Bメロ→サビ前半と比較的滑らかに繋がっていたのに、サビの後半で音の高さが抑えられている感じで、どうも「盛り上がりきれない」と思いました。

ふめい:7点

 タイトルからして前作をリスペクトしており、どうしても関連付けないと語るのは難しいと思いますが、この曲単体で考えても相変わらずのハイテンションを保っています。歌唱に関しては前作よりも完成されていますし、とにかくノリと勢い重視のユニットを考えるならば、まさに最強のユニットともいえるかと。ただ、やはり歌詞的には多分タイアップ知らないと楽しめないところがあるので、個人的には他の曲なり本なりから入ってみるのをお勧めします。