●アーティスト：坂本真綾

●タイアップ：ツバサ TOKYO REVELATIONS

●発売日：2007/11/21

●クロレビ平均：6.37

−−−

●点数分布

　　　10 * 1

　　　09 ** 2

　　　08 * 1

　　　07 **** 4

　　　06 **** 4

　　　05 ***** 5

　　　04 ** 2

　　　03  0

−−−

●コメント

地毛蔵：９点

　盛り上がる時もあって、静かな時もある。そしてもちろん強弱もある。それだけで十分ですが、さらに坂本さんの歌声がこの曲のテンポや雰囲気に最高にマッチしています。さらにバックのベース音がすごく強いんだけど、とても自然でつい聴き入ってしまいます。ただ、少し残念なのは飽きることがあることかな・・・と思ったことです。しかしとてもいい曲だと思うので、ぜひ聴いてほしい曲だなと思いました。

lyric：５点

　サビだけなら合格点を出し得るバラードなのですが、そのサビに行くまでのメロ部分が長く単調すぎて、飽きが来やすいと思います。イントロもあまり曲に引き入れるというタイプではないのが残念。またCメロ部分でバックにいろいろな音が鳴らされていますが、曲に合っておらず余計かなと思いました。

巣もリンク：７点

　これはいいスローテンポの曲ですね。ちとサビの盛り上がりに欠けるかなと思いもしたんですが、Ｃメロで大分取り返してる印象。その後の３サビでサウンドを薄くしたのは、そういう意味では残念。こういう曲は子守唄としても重宝しそうな気も。

すなけん：９点

　ただのバラード・ゆったり系の曲だという先入観で聴いたら痛い目を見る曲。少なくとも、それだけで切ってしまうのは大損と断言できるクオリティです。すごく身近だけれど大きなテーマについて歌われていて、その大きさが歌声から曲から伝わってきます。特に、Cメロの盛り上がり方は素晴らしいの一言に尽きます。歌声の表現の幅もものすごく広くて、なぜだか聴いているうちにグッときてしまったり。そういう点からすると、テンポこそ遅いものの「激しい曲」と言えるのかもしれません。気持ちの観点からすると。

クロイ：１０点

　初聴きでまず、この曲の雰囲気に引き込まれました。歌詞やジャケットも合わせてこの雰囲気を引き立てています。そして曲も素晴らしいですが、なによりこの曲の素晴らしさは真綾さんの歌唱力あってこそ。聴いていて、真綾さんの声が心に染みこんできて震わせるようです。特にサビやＣメロの迫ってくるようなボーカルは何度聞いても泣きそうになります。バラード曲が苦手な方には少し辛いかと思いますが、是非聴いて頂きたい曲。