◆ 侍戦隊シンケンジャー ◆

 

 

●アーティスト:サイキックラバー

●タイアップ:侍戦隊シンケンジャー

●発売日:2009/03/18

●クロレビ平均:6.73

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●点数分布

   10  0

   09  0

   08 ** 2

   07 ******** 8

   06 **** 4

   05 * 1

   04  0

   03  0

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●コメント

麻由:8点

 メロディの流れが隙間を埋めるコーラス・三味線含めて非常に良く、聴いていてのテンションが青天井に釣り上がります。特にサビ後半のタイトルコールに至る流れは秀逸。最高潮をタイトルコールに持っていく構成は実に特撮らしくてお気に入りです。上記の通り特撮らしい熱さと、シンセ・三味線による涼しさが同居していて、歌詞を除けば特撮に縁がない人でもわりと抵抗なく受け入れられるのではないかと。

星美と愛花:7点

 この曲はとにかく最初の「チャンチャンバラ チャンバララ」に尽きます。ライブで出会ったら連番した知り合いとチャンバラをやりたくなる楽しそうな曲です。しかしここの印象があまりにも強すぎて、他が普通にしか感じられないのが残念です。

零架悠+β:8点

 『戦隊ジャー』特有のノリや歌詞はありますが、普通に格好良い曲。聞いていただければ分かるんですが、とにかく「キレ」が良いんです。『チャンバラ』でテンションを上げて行き、そのまま爽快感の中を走り抜け、最後に『あっぱれ!』で締める。(自分でも大仰だとは思いますが、(汗 )メロディは完璧に近いと思います。いやー、楽しい曲でした。

J-Wind:7点

 戦隊ものということでノリのよさは折り紙つき。特にコールがいい感じで、ライブでやったらかなり盛り上がりそうです。それにただノリがいいだけじゃなく、うまくまとまってるなぁという印象があり、その点は「あっぱれ」です。ただ転調が不自然に感じたのが減点材料で、そのせいで全体のつながりがややイマイチな気がします。その点は「喝」です。

ライスショップ:7点

 デカレンジャーとよく似た進行の曲で、重ねて聞くと区別がつかなさそう。そういう意味では「あっぱれ!」というよりは「喝!」と言いたくなってしまいそうになりますが、それを差し引いてもクオリティは純粋に高いのが悔しいやら嬉しいやら。まぁ特撮ソングですし小細工無しのストレートを続けて放ってきたと解釈すれば、これはこれでありなのかもしれません。

N.T.:6点

 メインターゲットをきちんと狙い撃っているいかにもな歌詞や、完全にアニソンの雰囲気でありながら、「侍」を意識して和風のテイストに仕立て上げられているところは、地味に完成度が高いと思います。まあこの歳になってこういう曲を聴いていると、流石に何となく恥ずかしいようなこそばゆい気分になるので、個人的には「好き」とは言えませんが、客観的に見て「良く出来ている」とは十分言えると思います。

まさやん:7点

 いかにも特撮だな〜と思わせる曲調ですが、アレンジのレベルが高いので、特撮に興味が無い方でも普通に聞ける曲だと思います。「侍」をモチーフにした歌詞もユニークで面白いですね。

地毛蔵:7点

 颯爽といくスピード感が侍戦隊らしくて良かったです。そして注目されるのはやはりサビ後の「あっぱれ」。これは完全にやられましたね。ウマいの一言です。歌唱力も結構安定してて聴きやすかったですが反面、飽きが早かったのが残念です。

ふめい:7点

 和楽器を使った古風なところを感じさせながらも、どこか新しさを感じさせる特撮曲。特撮曲特有のかっこよさを持ちながら、部分部分で作りこまれているなぁということを感じさせます。特に、戦隊名をサビの終わりに終わるのがこの手の曲のお約束ですが、その後の締めで「天晴れ!」って言うのが個人的に気に入ってます。

SOW:6点

 いかにも特撮物だな、と思わせる曲ですが、上手く和風な雰囲気にも出来ているしターゲットにはたまらないだろうな、と思います。天晴れ!も使い方が上手いし、個人的な好みを除けばかなり良く出来ていると言っても良いと思います。