●アーティスト：supercell

●タイアップ：化物語

●発売日：2009/08/12

●クロレビ平均：7.00

−−−

●点数分布

　　　10  0

　　　09 * 1

　　　08 ** 2

　　　07 ***** 5

　　　06 ** 2

　　　05 * 1

　　　04  0

　　　03  0

−−−

●コメント

ライスショップ：７点

　青くさい歌詞が結構好きです。曲の方も、キーボードが印象的に使われていて、これまた好みな構成。ただ、メロ自体にそこまでインパクトがあるわけではないので、ラスサビの繰り返しが少々くどく感じられてしまうのがちょっとだけ残念でした。

麻由：７点

　ロマンチックなピアノポップス。メロは起伏をいれつつ抑えめでサビで一気に盛り上がる構成は凄くドラマチックでキュンキュンします。低音がっちり固めてる中で鳴るピアノは星空みたいに綺麗で、間奏は聴き応えバッチリ。ただ歌詞はドツボな路線のはずなのに首をひねる部分も。君の知らない物語＝君が好きだった事と言うなら1サビ最後で告ろうとしてた流れはどこに行ったんでしょうか。叙述トリック？あとこのボーカルは……声質と歌い方を曲に合わせた結果不安定な歌唱になったということなのでしょうか……。

J-Wind：６点

　雰囲気もあるし、いい曲だと思います。ただサビがありがちかつ単調で、終盤になるにつれてだれてくるのが非常に残念。サビをこれでもかとアピールするような構成なので、そこを気に入るかが大きなウエイトを占めるのではないかと。

QJ：８点

　聴いたら思わず星を見に行きたくなってしまう曲。ちょっと切ない恋心とかそういう甘酸っぱい心情をうまく表現しているので聴き入ってしまいます。ただ、伸ばすところが多くてもっさりした感じになってしまっているのはマイナス。曲自体も長いので、余計に長く感じてしまうのかも。もっとテンポが良ければよかったかなというところはあります。

N.T.：７点

　透明感のあるボーカルとピアノの音が、非常に爽やかな雰囲気を作り出していて、心地よく聴ける曲です。その雰囲気作りに大きく貢献しているボーカルは、上手いかといえば微妙なものの、かえってその初々しさが、青春を歌ったこの曲には妙にマッチしているのも良いと思います。

まさやん：７点

　ストーリ性が強い歌詞が魅力的ですね、夜空を眺めながらこの曲を聴くとかなりいいムードになる予感がします。夏の大三角形を眺めるとこの曲を思い浮かぶ人は結構いるのでは？メロディやサウンドはかなりの好印象でしたが、ボーカルに力強さがあまり無かったのは残念ですね。それでもボーカルを重視しない方なら十分にお勧めできる曲だと思います。

アクアフロート城也：８点

　VOCALOID曲の作家としておなじみのryo氏。ryo曲は人間が歌った方が味があると思ってたら実現しました（今までも「歌ってみた」で実現してますがそれはさておき）。流れるような曲に歌声がよく合っていて、しかも盛り上げ所もきちんと押さえているので非常に曲に入り込みやすかったです。歌い手の実力を最大限引き出しているのではないかなぁ、と少し感心する面もありました。

くぎ：７点

　伴奏のピアノがいい！Ａメロにおいては完全にメロディーの好みにフィット。しかし僕的にＡメロ＞＞Ｂメロ＝サビといった具合に、ロマンチックなＡメロと比べてサビがベタだなぁと思いました。もっとも、好みの問題なんですが・・・。２サビ以降の曲の展開がもう少し凝っていれば、もう少し高い点数を付けてましたね。惜しいです。

G-Breeze：９点

　ストレートに伝わってくる歌詞がとてもいいですが、何よりもＣメロから先の曲の展開に惹かれました。基本的にはサビの繰り返しなのですが、毎回少しずつ変化を加えているので、全く飽きがこないです。なんか「伝えたい事がいっぱいあって全部伝えたい」みたいなものが見えたかな…と思います。