PURE SNOW

 

 

●アーティスト:佐々木ゆう子

●タイアップ:火魅子伝

●発売元:BMGビクター

●発売日:1999/01/27

●クロレビ平均:8.24

●収録アルバム:「PURE」

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●点数分布

   10 ******** 8

   09 *** 3

   08 ** 2

   07 ***** 5

   06 * 1

   05 * 1

   04 * 1

   03  0

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●ベスト枠コメント

<巣もリンク>

 ベストソングにしておきながら何ですが、正直2Bメロまでは普通の曲です(^^; メロはそれほど良いとも思わないし、1サビも終わり方が微妙。歌詞も良くある普通のラブソングで、強調材料ほとんど無し。

 この曲が『化ける』のは2サビ以降。2サビ〜間奏〜3サビの盛り上がり方は尋常じゃありません。2サビから間奏への繋ぎ方が非常に秀逸で、かつ、間奏から3サビへの繋ぎ方がそれ以上に秀逸で、テンポも非常に良いです。3サビ単体の盛り上がり方も本当に素晴らしく、この曲を初めて聴いた時は本気で身震いしました。

 そんな訳で前半部分があまり良くない分、逆に後半部分は、史上最強と言っても過言では無いレベルなほど際立ち、感動を与えてくれます。バラードが苦手な人はやや取っ付き難い曲かもしれませんが、ある程度万人受けはすると思うので、色んな人に聴いてもらいたい1曲です。

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●コメント

へめへめ:10点

 切ない系(勝手に作った系統ですが)の曲としてはドリカン史上最高の名作だと思います。全曲の中でも5本の指には入りますね。歌詞、メロディー、声、3拍子揃って切ない気持ちをこれでもかというくらい醸し出しています。1番あたりはサビの終わり方が中途半端ですが、2番やラストで徐々に微妙に変化して最後はしっかりまとまるので、むしろ奥深い曲の世界を感じます。

D.S.:6点

 メロディもボーカルも悪くないのですが、どうしても何度も聴こうとは思えない曲。サビにもうちょっとメリハリが必要かも。

ユメミ様万歳:7点

 メロディ、ボーカル共に綺麗という印象を受け、それがうまく合わさっていると思った。聴きやすくって、だんだんと心に響いてくるような曲です。

プレクラスニー:9点

 友達の恋人を好きになってしまったせつない気持ちを透明感ある歌声で歌い上げた、歌詞メロディー共に美しいと感じる曲です。また、サビの高音が見事で歌唱力の高さも感じました。素晴らしいバラード曲です。

くぎ:10点

 曲名からは冷たいイメージとは対照的に、女性の恋心を表した熱い想いが書かれた歌詞はかなりの秀作です。 友達の彼に恋をしてしまった切ない気持ちが伝わるバラードで、曲の始めの“イントロ23秒”クラシック調のピアノ&バイオリンのような演奏が素晴らしいです。最大の聴き所は、2サビ後の最後サビや後奏のメロディーの盛り上がり方から、聴いた人に心の芯から伝わる歌い方と演奏の奏で方が絶妙に絡み合ってまさに鳥肌ものです!全体面から見てもどれをとっても火に打ち所が無く文句なしの満点!

あやの:7点

 第一印象は「キレイ」。曲やヴォーカルから感じ取ることのできるキレイさが、この曲をうまくもっていってる。メロディに好き嫌いが分かれてしまうのが懸念されるが、問題なく聴ける1曲である。

EKUSU:10点

 演奏からボーカルまでとても綺麗な曲。メロディーはやや印象に残りづらいですが、厚い楽曲とコーラスを乗せた終盤の盛り上がりはとても素晴らしく、好きな人はどんどんハマっていける曲だと思います。イントロのピアノも良いですね。ドリカンランクイン曲の中ではトップクラスの高評価です。

J-Wind:9点

 正直Aメロがちょっとだるく、サウンドが薄めなこともあって、1コーラス目はあまり好きではないんですが、2コーラス目以降、サウンドが厚くなって曲が一変。特に2サビ〜3サビの、バイオリンとボーカルのコラボレーションは美しいの一言です。そこだけなら文句なしの10点ですが、どうしても1コーラス目が聞き流しっぽくなってしまうのと、フェードアウトが長すぎるのが、非常に悔やまれます。

M:10点

 メロディの素晴らしさは群を抜いており,中でもサビの部分は特筆に価する。そのサビは4ヵ所あるのだが,心憎いことに終わり方がそれぞれ微妙に異なっており,実に芸が細かい。1コーラス目は比較的落ち着いた曲調だが,徐々に盛り上がってサウンドにも厚みが増し,バックコーラスとのハーモニーにも磨きがかかってくる。特に2コーラス目のサビ以降の流れは鳥肌が立つほどに素晴らしく,この曲の魅力を決定的なものにしている。

G-Breeze:9点

 最初のピアノから後を追うごとに伴奏が重なり、最後のサビまでくるとその良さはかなり際立ってきます。歌唱の方も、その最後のサビでの高音が非常に印象に残りましたね。

結城 聞:10点

 何度も何度もシングルをリピートした想い出の1曲です。聴いているとタイトルの通り冬の情景が目に浮かんでくるような、それくらい歌詞もメロディーも秀逸で文句のつけど頃がないです。女の子の恋心をうたった切ない歌詞は「冬」という季節にぴったりで聴いている私もちょっぴりセンチメンタルになる結城お勧めの1曲です。

ファイモ:10点

 どこかで聴いたとこのあるような恋の歌。ただ、非常に音域の高い曲にもかかわらず、全ての音に対して澄んだ声がこの曲の全てを作っていると思います。凝ったメロディがさらにそれを引き立て、曲のイメージを最大限に引き出してくれます。