Believe
●アーティスト:桑島法子 ●タイアップ:Dancing Blade かってに桃天使! ●発売元:コナミ ●発売日:1998/08/07 ●クロレビ平均:7.86 ●収録アルバム:「realigi」 −−− ●点数分布 10 *** 3 09 *** 3 08 ***** 5 07 ********** 10 06 * 1 05 0 04 0 03 0 −−− <ライスショップ> 正直な話、この曲よりも歌詞やメロディが素晴らしい曲はあると思いますし、桑島さんより歌の上手い方もいると思います。にも関わらず僕がこの曲をベストソングに選んだのは、「桑島法子がBelieveを歌っている」というところに大きな意味を感じたからです。 もう少し具体的にお話します。まず押えておきたいのは、桑島さんはアーティスト活動を積極的には行っていない、もっと言ってしまえばそういった仕事を好んでいないという点(本人がよくラジオでおっしゃってました)。実際、桑島さんのリリースというのはアーティストの名義に関わらずほとんどが事実上のキャラソンです(一部例外あり)。 つまり桑島さんが歌手活動を本業としている方に比べて歌唱力、表現力という点で劣っているのは当然のことなわけです。しかし、Believeの評価が低い方でもその理由が歌唱力によるものだという方は少ないと思いますし、「すごく上手い」とまではいかなくても「普通に上手い」というレベルの表現が出来ている、その部分を僕は最も評価しているんです。 いつも90点以上とれる人が100点をとってもどうってことないですが、いつも50点しかとれない人が80点をとった時は驚いたり嬉しかったりする、初めてBelieveを聴いたときそれに似た感情を持ちました。 曲のほうも、演奏時間が少々短いもののAメロ→Bメロ→サビの流れの中にしっかりメリハリをつけておりかなりのレベル。曲と桑島さんとの相性も抜群ですし、非常に中毒性があり何度でも繰り返し聴けます。 アーティスト的な活動があまりない桑島さんにはこれ以上の名曲は生まれないんじゃないか、そう思ってしまうくらい素晴らしい曲。一度聴いてみても絶対損はしませんよ。 −−− ●コメント ファイモ:9点 時には荒く、時には優しい曲。その激しさが、この曲の良さを引き出している感じです。是非、1度は聴いて欲しい曲。 星美と愛花:7点 サビが曲全体を引っぱっているような感じで、桑島さんの伸びのあるボーカルが、さわやかさと力強さをうまく調和させていると思います。 EKUSU:7点 万人受けするメロディーに熱いサウンド、全体的にかなり完成度が高い曲だと思います。個人的にはちょっと間奏が苦手なんですが、基本的にはだれでも聴ける曲だと思うので、ドリカンでの好成績も納得の結果です。それだけの良さがありますよ。 プレクラスニー:8点 当時の時代の空気が感じられる曲。自分探し(私の意味を見つけるために、何を求め生きるの)、世紀末(信じていたい魂という永遠を、もしも世界が祈りの果てに消え去っても)というイメージが浮かびました。そんなちょっと重い詩をを振り払うような「I believe again」と歌う桑島さんの声がとても力強く聞こえてきます。 みみっか:10点 まだ歌をこなしていない感じの初々しい桑島さんの歌声も悪くはないと思いますが、歌詞の良さがこの曲の魅力です。不遇な立場であっても、打ちのめされても、信じる事の意味、そして自分の存在意義というものを見つけていくプラス思考な歌詞は何かに迷っている時に聞くと解決できるような説得力のあるメッセージ性のある曲だと思います。 M:7点 メロディの流れが綺麗な曲である。特に2コーラス目では,伴奏との調和がよくできている。間奏のギターも秀逸。ラストがやや長すぎるのが欠点か。 |