POWER GATE

 

 

●アーティスト:水樹奈々

●タイアップ:なし

●発売元:キング

●発売日:2002/05/01

●クロレビ平均:8.39

●収録アルバム:「MAGIC ATTRACTION」

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●点数分布

   10 ****** 6

   09 ******* 7

   08 ****** 6

   07 ** 2

   06  0

   05  0

   04 ** 2

   03  0

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●ベスト枠コメント

<綾希>

 ちょうど僕がドリカンを毎週の習慣として聴き始めた時、上位にいた曲。はじめは、単調で、なんかおもしろくないなあと思っていたのだが、毎週毎週聞くたびに、詞の深さ、曲のリズム、アレンジの工夫、歌唱力のすごさを感じることができるようになった。最初から最後まで、リズム感やアレンジを使いながら飽きさせない曲をつくった作曲の矢吹さんの力もさることながら、この曲の最大のポイントは水樹さんの歌唱力。声優とは思えない芯のある声が「POWER GATE」の世界とうまくマッチしている。2〜3年に1曲ぐらいしかでないくらいの声優ジャンルでの名曲だとおもう。

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●コメント

まさやん:10点

 奥井さんの作曲でお馴染みの矢吹さんが水樹奈々さんに初めて詞を書いた曲です。曲の出来は矢吹さんの作曲の中でも最高レベルだと思いますが、詞の方も曲の出来と全く劣らない力強い詞で非常に共感できました。「力を合わせればやっと走れる気がする」、「重いからPOWER GATE価値があるんだよ」等の詞から何となく大きな目標を目指しているスポーツチームの応援歌といった感じがします。チームワークというものは非常に大切なものだなと、この曲で改めて感じました。ファンならずとも一度は聞いて欲しい名曲です。

ファイモ:10点

 「仲間を信じあうことを大切に」というコンセプトが出ていると思います。聴きやすいメロディと魅力ある歌詞がさらに伝えたいことを伝えられるようにしていると思います。これは聴いて損は無いと思います。

星美と愛花:7点

 矢吹さんらしいパワフルな楽曲と奈々さんのボーカルがマッチしていますが、まっくんとかなり似てしまっている感が否めません。曲自体もなかなかではありますが、何度も聞きたくなる魅力が欠けているのが残念な点です。

EKUSU:8点

 初めて聴いたときの印象は、「どこにでもありそうな曲」でした。自分の中でどのくらいの存在感があるかというのも評価に反映する自分としてはこれはかなり痛いです。しかしこの曲、聴けば聴くほど歌い手の実力と曲のレベルの高さが伝わってきます。イントロからラストまで押し切るような音の力強さがあり、奈々さんの声もそれに負けていません。評価は8ですが、アップテンポ系の曲の中ではトップクラスの完成度ではないでしょうか。

くぎ:9点

 辛いことがあっても厳しい現実にたたされても、過去のことは全て忘れて前向きに立ち向かっていける勇気があれば、どんな夢でも攫み取る事ができる。そんな力強い思いが込められた曲。曲であっても歌詞の良さを引き立てるサックスをベースにした間奏でとてもインパクトが強く、全体の一体感を際立たせている。

hiro:10点

 最初聞いたときは割と普通な曲だなぁ・・と感じていたのですが聴いていけば聴くほど味の出てくる1曲だなと感じました。歌詞も元気の出てくる歌詞でその歌詞にうまくマッチしているアップテンポの曲調が最高です。アップテンポが好きな人には特に、そうでない人でも普通にオススメできる1曲です。

D.S.:9点

 アップテンポでノリの良い曲。前奏から曲の世界に引き込まれていくようです。メロディ、アレンジも素晴らしく、水樹さんのボーカルによってさらにその良さが引き立てられています。あと後奏も素敵すぎ。こういうサックスの使い方は、あざといとすら思ってしまうほど。完成度の高い故に物足りなかったり飽きが来るのが早かったりする楽曲も多いんですが、この曲は例外。文句無しの名曲です。

アフィリス:4点

 サビに向けて勢いを膨らませていく、それはいいのですがその肝心のサビが不発に終わってしまっている、そんな感じがあります。いっそ、もっと一本調子にしたほうが「楽しく走れる」というサビの歌詞と対応していい曲になったのではないでしょうか。それに水樹奈々はもともと歌声にメリハリがあるので、歌い方を変えなければ、この手の曲は向いていないと思います。

M:9点

 それほど激しい曲ではないのだが,随所に歌い手の「パワー」が詰まっているのが感じられ,まさに「POWER GATE」の面目躍如といったところである。力強さだけでなく,軽やかさも兼ね備えたメロディとアレンジは,聴いていて実に爽快である。ドラムスにもうひと工夫あると,さらに良い流れにできたのではないだろうか。