マメシバ
●アーティスト:坂本真綾 ●タイアップ:地球少女アルジュナ ●発売元:ビクター ●発売日:2000/12/16 ●クロレビ平均:8.00 ●収録アルバム:「Lucy」 −−− ●点数分布 10 ******* 7 09 * 1 08 **** 4 07 *** 3 06 *** 3 05 ** 2 04 0 03 0 −−− <くぎ> 地球少女アルジュナの主題歌で、少女が地球の危機を救うというような話のようです。アニメはよく知りませんが、たまたまテレビをつけたとき、アルジュナのOPがとても印象強く、歌詞・曲ともにアニメに最高にマッチしていてこの曲以外にない!と思いました。もちろんアニメにマッチしているだけではなく、曲のほうは比較的アップテンポなのですが、1メロ〜2サビまでは控えめな感じで2サビが終わったあとの間奏から↓ 「思ってたより道は遠くて 震える胸に勇気がほしい 大きな声で名前を呼んで♪」 のところと、最後のサビ↓ 「朝が遠くなっても 雨が叩きつけても 君のもとへ♪」 まではとても奥深いものがあり、メロディーは重層的な感じでマメシバそのものがまるで1つのドラマのような感じの作品といっても過言ではないと思います。また最後のサビの曲調も自分が吸い込まれるような不思議な感覚になったほどに曲自体に感動しました。多分自分自身ではこれ以上のハイクオリティーな曲は存在しないでしょう。実に1000回以上は聴いた今でも聴きあきることがないのです。また2001年に久しぶりにドリカン聴いたときにこの曲が流れていなかったら今現在こむちゃは聴いてないかもしれませんね。 曲への思いがうまく伝わらないかもしれませんが、すごく素敵で心が癒される曲です。ぜひ大音量で聴いてみてください。 <D.S.> 自分がこの曲が好きな理由は、曲全体がドラマ仕立てになっている事です。曲の構成が、詞の内容にとてもよくマッチしてるんですね。例えば、愛するカレのために走る女の子のような疾走感の序盤。それが一転して、あきらめにも似た静けさの間奏。でも、カレを救えるのは私しかいない!とまた走り出すラスト前のサビ…。 で、この曲は特に、その後のラストのサビが素晴らしい。それまでのバンドサウンドに突然シンセがフィーチャーされ、曲の盛り上がりは最高潮に。 今まで溜めに溜めてきたものが一気に爆発した感じ、とでも言うのでしょうか。曲の長さも6分強と少し長めですし、この辺りはトランスミュージックと通じるものがあるような気がします。だから聴いていて感動するのかもしれません。この部分の詞の内容も、女の子の決意が表れていて良いです。風が吹こうが雨が降ろうが必死に走る姿はまさに“マメシバ”そのもの。 他にも、どこか古くささを感じるギターや、妙にうねうねしてる(?)ベースなど、聞き応えは十分。文句無しの名曲だと思います。評価は言うまでもなく「10」。 <プレクラスニー> 私が2001年一番聞いた曲(発売は2000年12月でしたが)であり、この曲のおかげでアーティスト坂本真綾が大好きになることができました。これ以降、過去のアルバムを集めるようになり、すっかりはまって今に至ります。 この曲は出だしからアコースティックギターが軽快にかき鳴らされ、それに合わせてドラムがテンポ良く重なり、とても心地よく、思わず走り出したくなります。 これに、真綾さんの高音で透明感ある声と効果的なコーラスが加わると、どんどん心がはずみ、元気が出てきます。それだけでなく、テンポの変化もあって、スピードが緩む部分はしっとりと聴かせてくれます。そしてまた再び駆け出していくようにスピードが上がり、ラストまで一気に聞かせてくれます。 詩も純粋に大好きな人を想う気持ちが伝わってきて、聞いていて爽やかで心安らぎます。ラスト近くの歌詞「にぶい光の糸を捨ててあげる」なんて、おきにいりのフレーズです。 これは6分余りの一つの物語です。文句なしの10点満点、お勧めの1曲です。 −−− ●コメント まさやん:9点 この曲は是非最後まで聞いて欲しい曲です。3回目のサビまではまあ普通の曲だなと思いました、しかしこれが終わった後の部分か非常に素晴らしいです。早くあなたに会いたいという女の子の感情が伝わってきますね。癖になってしまう一曲です。 M:5点 雰囲気は悪くないが、メロディがどうにもパッとしない。もっとも、声質と曲はよく合っていると思うので、ファンの人からの評価が高いのはうなずけるが。 ZAN:8点 PVやタイアップの「アルジュナ」のEDからわかるように、一言で言えば爽やかさと疾走感で一杯の「走る」曲。「もし自分がマラソンの選手だったら、この曲を聴きながらトレーニングして優勝します」……と言いかねない予感。あと、聴いた数だけ味が出てきますよこの曲は… 結城 聞:6点 「だから大きな声で何度も私の名前を呼んで…」とても難しい曲だと思います。と同時に不思議な感じがする曲でもあります。全体的にまとまっておりよくできています。真綾さんの曲にしてはめずらしく6分強もある長い曲です。 巣もリンク:8点 メロ、サビ共に(良い意味で)やや軽い曲。そして突然、雰囲気の変わるCメロはかなり秀逸。ただラストの部分が無駄に長く感じられる。あれが無ければかなり高い評価を与えるのだが……。個人的にはかなり勿体無い曲。 EKUSU:10点 この曲は一度目に聴いたときほとんど良さがわかりませんでした。いまでも3回目のサビまでなら5点つけてしまうと思います。ならなぜこの曲が10点なのか?その理由はすべてその後の部分にあります。文章で表現するのはとても難しいですが、この部分聴くたびにどんどん良く聴こえてきました。想い爆発といった感じですかね・・。とにかくひたすら良いです。メロディーの質的に評価大きく割れそうですが、個人的にはこういう割れる曲の方が素直に名曲と呼べます。ランクイン曲歴代ベスト3に入り、ベストソングにしても良かったとも思える名曲です。 ファイモ:10点 壮大な世界観を収めたような曲。この曲を聴いているだけで、物語を聴いているように思います。最後の部分で一気にメロディが変わってややアップテンポになるところもいいと思います。歌い方もよく、文句の無い曲に仕上がっています。 ライスショップ:5点 最後の2分間は余計だったような気がします。普通に3サビで終わっていれば全然問題なかったのですが、ああいう終わり方をしたせいでしつこい感じがするというか、妙に後味が悪くなってしまってます。これがなければ6〜7点は余裕でいってただけに、よけいに惜しまれます。 あやの:6点 メロディ・歌詞共によい。そしてこのPOPな感じの楽曲をさらりと歌い上げる真綾さんの歌唱力がとてもいい。聴いていて好感が持てるものの、メロディラインに若干メリハリがないせいか、平坦に感じられてしまうところが残念。 G-Breeze:10点
この曲を聴いてまず思ったのは、「一途さ・ひたむきさ」が本当によく表現されてるなぁ…ということ。 hiro:7点 聴いていて走っているような、そんなイメージが出たスピード感のある曲です。出だしの部分のギターもいい味を出してると思います。約6分とかなり長い曲ですが、そのような長さをあまり感じずに聴けた1曲でした。 みみっか:10点 颯爽と走る様子と、ギターを基調とした曲が非常にマッチしていてとてもさわやかな曲になっています。最後の伸びのある声はどこまでも走っていくようなそんな感じを思い起こさせます。いつ聴いてもアクティビティを感じさせるメロディラインは飽きが来ません。 |