ヘミソフィア
●アーティスト:坂本真綾 ●タイアップ:ラーゼフォン ●発売元:ビクター ●発売日:2002/02/21 ●クロレビ平均:7.86 ●収録アルバム:「ニコパチ」 −−− ●点数分布 10 **** 4 09 ***** 5 08 *** 3 07 ****** 6 06 0 05 ** 2 04 * 1 03 0 −−− <てまるA> 私がこの曲を始めて聴いたときはっきりいって歌詞は何を言っているのかわからなかったが、メロディーだけで直感的にすごいと感じた。どの部分をとってもまるで隙がない、まさに完璧というのにふさわしい。 歌詞に関して言うと何回も聴いたけど結局聴いただけではわからなかったので歌詞カードを見て、何を言っているのかはわかったけど歌詞についての意味をすべて理解することはできませんでした。それでヘミソフィアの意味を調べたところHemisphere、つまり半球という意味だそうでそれでもよくわからないけど、またそこが曲の神秘性を強調している。 最後になぜこの曲をベストソングつまり10点にしたかというと、私は通常10点はつけないで9点を最高点として当初はこの曲を9点にする予定だったが、この曲はほかの9点の曲にない斬新というかまったく新しい可能性を示してくれたということで最後の1点を加点しました。 −−− ●コメント D.S.:9点 いつになく攻撃的というか、ぶっ飛んだ感じの曲。後半部分の盛り上がりは聴いていてとても気持ちがいい。ストリングスの使い方が少し中途半端な気がするのが唯一悔やまれるところ。 M:4点 サウンドの質には問題がないのだが、メロディのどんよりとした暗さが致命的。聴いていると気が滅入るので、暗い雰囲気が苦手な人には全くお薦めできない。逆に言えば、それさえクリアできればそこまで悪くはないということでもあるのだが。とにかく、私の趣味からはかけ離れた曲である。 hiro:8点 とても神秘的な歌詞が気に入りました。歌詞自体はとても深くてちょっとわかりづらい気もしますがそれでも十分評価できます。曲調もなかなかいい感じです。歌詞に良くあってていいと思います。 ふめい:7点 曲の感じからしても詩の内容からしても、壮大で、不思議な感じのする曲です。曲としての構成はなかなか好きですね。真綾さんの声も合っていると思います。 EKUSU:9点 良い意味で変わったメロディーをしています。全体的に迫力やパワーがあり、聴き続けることによって味が出てくる曲ではないでしょうか。ただ、暗めの雰囲気は評価を分けるかもしれません。真綾さんの曲はオリジナリティーの強い曲が多いですがこの曲は特に強い気がします。なので、普通の曲とは違う曲が聴きたいという人にお勧めですね。あとこれは余談ですがラストの部分でなんといっているかが非常に気になる曲だったりします(笑)。ここがすごくかっこいいんですけどね。 ライスショップ:5点 非常にクセが強く、聴く人を限定する曲。既に坂本真綾ワールドにどっぷり浸かっている人にとっては珠玉の名作となるのでしょうが、そうでない人には何がやりたいのかさっぱり理解できないと思いますし、実際僕は後者。あまりにスケールが大きすぎて、現在のJ-POPの枠の中には収まりきらないような感じがします。 まさやん:8点 一言で言えば管野ワールド爆発!といった非常に独特的なメロディで成り立つ曲です。この曲は期間を空けて聞くとなかなかはまりますね。歌詞の方もかなり独特的で、特に終わりの「僕は僕のことが知りたい」という歌詞は奥深いなと思います。 結城 聞:9点 はじめて聴いたときとっても難しいテーマを歌っているなと思いました。2番の頭の歌詞や2番のサビの歌詞は聴いている人がぐっとぅるような歌詞になっています。私がとくに記憶に残ったのは「僕は灰になるまで僕であり続けたい」というところです。聴き手側を考えさせる音楽って凄いと私は思いました。 アフィリス:10点 「人生」を歩んでいく姿、自分のアイデンティティの在り方を模索しながらも生きていく姿、神秘的なメロディーにのせられているのは、抽象的ながらも現実的なことでした。ここで提示されているような強い人間の姿を憧憬としてみる人も多いでしょう。そのような人々には衝撃を与える歌だと思います。 |