BODY MAKES STREAM

 

 

●アーティスト:TWO-MIX

●タイアップ:なし

●発売元:ワーナー

●発売日:1999/05/12

●クロレビ平均:7.00

●収録アルバム:「7th Anniversary BEST」

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●点数分布

   10 * 1

   09 * 1

   08 ***** 5

   07 ****** 6

   06 ***** 5

   05 * 1

   04 * 1

   03  0

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●ベスト枠コメント

<星美と愛花>

 TWO-MIX楽曲の中で唯一永野氏が作曲したナンバーで、「永野氏乗っ取り事件」で有名です(笑)。もともとはみなみさんが作っていて、メロは途中までしかできてないけど、とりあえずイントロだけ永野氏に聞かせたところ、すごく気に入って、「それじゃ、Aメロはこうして、Bメロはこうしない?」と曲を乗っ取ったわけです。ちなみにこのことについてみなみさんは、「いいんじゃない、1回ぐらい。でも2回目はないから(笑)」ということで成立。

 この曲を書き上げた永野氏は、「実は自分は作曲の天才では?」と思い、調子に乗って次回作を作ろうとしましたが、すぐにスランプ状態に陥ったそうです(笑)。しかし永野氏には生まれて初めての作曲でありながら、メロはそれぞれ個性があり、かつストーリー性もあり、他のTWO-MIX楽曲と比べても全く劣っておらず、とても初めてとは思えないできだと思います。

 タイアップが「スーパーサッカー」だったこともあって、力強い応援ソングとして、ファンの支えになっています。アルバム「RHYTHM FORMULA」に収録されている「2002」のバージョンでは2番のあとの間奏には「歓声」が入っているので、興味があったらぜひそちらも聞いてみて下さい。より臨場感が感じられると思います。

 部分的に見ると、やっぱりイントロが秀逸。1発でTWO-MIXと分かると同時に、イントロだけでも1つの作品と呼んでも過言ではなく、永野氏が乗っ取りたくなるほど気に入ったのが納得できます。さらにサビの「加速する」の「そ」→「く」では一気に1オクターブ上がるなど、聞いてても歌ってもほどよい緊張感が備わっています。

 時間が経っても色褪せず、今でも毎日再生に耐えられる数少ない「真の名曲」として自信を持ってオススメします。

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●コメント

プレクラスニー:7点

 テンポのいい流れるような曲調。特に出だしのサウンドが印象深い。また間奏にも遊び心があり、全体にノリも良いです。ただ、サビの繰り返しが多く飽きやすいかなと思いました。

ファイモ:6点

 ノリがいい曲なのですが、サビの繰り返しが多く、飽きやすい曲になっている気もする。

ライスショップ:7点

 TWO-MIXの曲は緻密に作りこまれているものが多いのですが、この曲は非常に荒削り。とにかくイントロのインパクトが凄まじく、メロディを差し置いて一番の聴きどころとなっています。ただ、サビなんかはイントロと同じくらい音を分厚くしたほうが、バランスがとれて良かったかなぁという気もしますが。

J-Wind:6点

 とにかくイントロが絶品。これだけなら、間違いなく10点と言えるほどの、すばらしい出来だと思います。しかし、肝心の歌の部分がイマイチで、せっかくのオフボーカル部分を生かせていない気がします…。

アフィリス:7点

 サッカーのイメージで作った曲だそうで。そう思って聴くと、確かに熱いスポ魂の世界を感じられます。でも、TWO-MIXとして他の曲と比べてみると多少見劣りがします。どこが…とはうまく言えませんが、申し訳ないです。