ヘキパラクロスレビュー

〜コーナー説明〜

 

 

*基本的にはここだけ読んでいただければOKです*

 

 ファミ通というゲーム雑誌に、複数のレビュアーが各ゲームに対して評価する「クロスレビュー」というコーナー があります。ヘキパラクロスレビューは、このコーナーをドリカン・こむちゃランクイン曲に対して実施する企画です。通称「クロレビ」と呼ばれています。

 内容を簡単に説明しますと、各レビュアーが対象曲について、3〜10の8段階で点数をつけます。この時、3〜10の平均は 単純に考えると6.5ですが、平均の基準は6になっています。つまり、レビュアー全体の平均が6だと平均的な曲で、そこから数字が増えるにしたがって「人気曲」、減るにしたがって「不人気曲」であると言えます。

 点数はあくまで曲のみの評価でつけることになっています。なので、アーティスト人気やタイアップ人気に捕らわれず、曲の内容のみが反映されたものになります。 番組の人気曲は当然曲人気も高いことが多いので、こちらでも高評価を残す確率が高いですが、こむちゃとはだいぶ違った結果が出ることも多々あります。

 このように、各レビュアーがつけた点数の平均を算出し、それに応じた年間ランキングや歴代ランキングを作ったり、高得点をマークした「殿堂入り」リストを作ったりすることで、純粋に曲としておすすめできるものを紹介していこうというのがクロレビの主旨になります。

 そのため、レビュアーには点数だけでなく、曲に対するコメントをつけてもらっています。これによって、「なぜその点数なのか」「どういう曲なのか」「いいところ・改善すべきところはどこなのか」といったことがお分かりいただけるかと思います。なお、コメントについては全曲につける必要はないなど、いろいろとルールがあるのですが、ここでは割愛します。

 最後になりますが、現在レビュアーの人数はだいたい20人程度で、これは統計的に信頼できるデータを作れる数とは言えません。ただ、幸いにもいろんな嗜好の方が集まっているためか、極端な偏りもなく、おもしろい結果が出せているんじゃないかなぁと思っています。その辺をどう判断するかは、閲覧者のみなさまにお任せします。

 

 

*より楽しくご覧いただくために*

 

 タイトルにも書いた通り、基本的には上記部分だけ理解していただければよいのですが、ここからはクロレビをより楽しくご覧いただくために、いろいろと記述していこうと思っています。

 

1.対象曲について

 クロレビには、「こむちゃ部門」と「ドリカン部門」の2つがあります。ここでは、各部門について軽く説明します。

●こむちゃ部門

 原則として、こむちゃにランクインしたすべての曲が対象となります。一部例外がありますが、それについては後項で説明します。

●ドリカン部門

 ドリカンにランクインした曲の中で、特定の条件を満たした曲 を対象としています。その条件とは「ドリカンで500P以上獲得した曲」または「ドリカンで3000P以上獲得したアーティストの曲」のいずれかを満たすことです。このような区切り方をしたのは、だいぶ昔の曲になるため、低ポイントの曲となると、音源を発掘するのが困難だからです。

 しかし、これらの条件を満たさなかった曲にも隠れた名曲は存在するということで、これらの中からレビュアー投票などで20曲を選出し、ドリカン部門の対象曲としました。

 以上231曲をレビューの対象とし、残りのドリカンランクイン曲は「クロスコメント枠」として、好きな曲に任意でコメントだけ書いていただきました。

 なお、ドリカン部門は既に全レビュー完了しています。

●特殊ケース:ドリカンとこむちゃ両方にランクインした場合

 ごく一部、両番組にランクインした曲があります。これらについては、それぞれにおける獲得ポイントを比較し、多い方の対象曲として扱っています。

 例えば「ALL MY LOVE」はドリカンの獲得ポイントが多いので、ドリカン部門の対象曲。一方「suddenly〜巡り合えて〜」はこむちゃの獲得ポイントが多いので、こむちゃ部門の対象曲という具合です。これが、こむちゃ部門の項で記載した例外パターンとなります。

●特殊ケース:再販・シングルカット・カバーについて

 再販は対象外。シングルカットはアルバムの発売から2年以内であればOKです。カバーはボーカルが違えばOK、ボーカルが同じでもアレンジが変わってればOKとします。

 この辺になってくるとかなり細かいですね。まぁ見る上ではあまり気にする必要はないと思います。ただランクインしてるのに対象外になることもあるということだけわかっていただければ。

 

2.点数のバランスについて

 点数の簡単な仕組みについては、既に解説しましたが、では実際どのようなバランスになっているのでしょうか。ここでは、全体的な点数バランスがどうなっているのかということを書いていきます。

 以下は、こむちゃ部門の2002/10〜2007/09までの5年間における点数分布を、簡単にグラフ化したものです。

   10 *** 1.3%

   09 ********* 4.4%

   08 *********************** 11.3%

   07 ********************************************** 23.0%

   06 ****************************************************** 27.0%

   05 ****************************************** 21.1%

   04 ******************** 9.8%

   03 **** 2.1%

 こうしてみると、やはり6点を頂点とした、山型になっていることがわかります。特に5〜7に集中しており、ここだけで全体の7割以上を占めています。さらに4〜8に広げると9割以上を占めており、9点以上の高得点や、3点はなかなか出ないことがわかるかと思います。平均は6. 17と、やや6より高めになっています。

 なお、ドリカン部門ではランキング上位の人気曲のみをピックアップしているので、必然的に平均・分布共に上に偏っています。

 

3.殿堂入りについて

 クロレビでは、平均7点を超えた曲を「殿堂入り」としています。殿堂はドリカン部門とこむちゃ部門で異なり、それぞれ以下の5ランクに分かれています。 あたかも自分で考えたように書いてますが、これもファミ通のパクリです(笑)

ドリカン こむちゃ
平均 名前 アイコン アイコン 名前 平均

8.50

はぐりん

 

ぽえーん

8.50

8.20 ベホマン

ジュゲム 8.00
7.80 ピエール

プクプク 7.60
7.40 ベスリン

ノコノコ 7.30
7.00 スラリン

クリボー 7.00

 こむちゃ5年間やってみて、ドリカン部門の方が圧倒的に高位殿堂が出やすかったことから、ドリカンの方が上位殿堂に入るための条件が厳しくなっています。

 したがって、表では横に並べていますが、ピエールとプクプクは同列ではありません。これを「ピエール=プクプク」「ピエール>プクプク」、はたまた「ピエール<プクプク」のどれと捉えるかは、各々の主観に任せるということで。

 殿堂入りした曲は、殿堂の部屋にまとめて掲載しています。見ての通り、上位2殿堂は年1曲も出ません。ピエール・プクプクでも年数曲程度なので、このあたりにいれば相当な名曲であると言えるでしょう。

 ちなみに殿堂入りする確率は1/6-1/7程度で、月1ペースといったところ。これでも十分な良曲です。

 

4.クロレビ版ランキングについて

 こんな最後の方に書いておいてなんですが、クロレビを閲覧する上で、個人的に一番オススメなのが「クロレビ版ランキング」と呼ばれるものです。

 これは、クロレビの平均点を年間・歴代でランキング化したもので、年間1位であれば、それは「クロレビ的にその年で1番オススメの曲」であることを意味します。番組の年間・歴代順位も掲載していますので、比較していただくのもおもしろいんじゃないかと思います。

 

 

*レビュアーとして参加したい方のために*

 

 最後に、レビュアーとして参加したい方に向けての説明をしていきたいと思います。なお前述の通り、ドリカン部門は完了していますので、これから参加される方は、自動的にこむちゃ部門のみのご参加となります。 ご了承ください。

 

1.点数のつけ方

  基本的には、上の「点数のバランスについて」で書いたような感じになってればベストなんですが、人によって甘い人、厳しい人がいるでしょう。ただ、さすがに限度というものがあるので、その辺のルールを書いていきます。

<ルール1:平均はできれば5.5〜6.5、悪くても5.0〜7.0の間に入れること>

 平均の基準は6なので、できれば5.5〜6.5、悪くても5.0〜7.0の間には入れてください。といっても実際には7をオーバーしてる方もいるのですが…。

<ルール2:分布はできるだけ山型にすること>

 平均が6でも、9点と3点ばっかでは困るわけで、分布が山型になっているというのが非常に重要です。むしろ平均よりもこっちの方が重要です。最低限10点は全体の5%以下、3点は全体の10%以下にしてください。

<ルール3:私情を極力はさまないこと>

 クロレビは原則「曲を評価するもの」ですので、アーティストやタイアップに対する好き嫌いは、評価に含めないようにしてください。もちろん音楽性の合う・合わないはあるので、アーティストによって高低が出てしまうのは仕方ないことですが、私情抜きは大原則です。

<ルール4:遠慮しないこと>

 自分のレビューがネットに載るということで、低得点をつけるのをためらってしまう方もいるかと思いますが、それだとレビューとして成立しなくなってしまうので 、そこは遠慮なしにいきましょう。ただ、コメントに関しては「厳しい意見」はOKですが、「中傷的な意見」はダメです。閲覧者がいることを考えて、マナーは守りましょう。

 

2.コメントのつけ方

 コメントの内容は、上記のような「中傷的な内容」さえなければ、自由に書いていただいてOKです。

 ただ、あまり長すぎると読みづらくなってしまうので、最大255文字までとします。短いぶんには構いませんが、 あまり短すぎるのもどうかと思うので、50文字ぐらいは書くようにしてください。

 コメントは、全対象曲につける必要はありませんが、対象曲が6曲以上の場合は2曲、5曲以下の場合は1曲 という下限が設けられています。今のところ一度もありませんが、2曲以下だった場合はゼロでもOKです。ちなみに、どの曲を選ぶかは任意で、もちろん全部書いてもOK。むしろ歓迎します。

 なお、コメントの内容が不適切と判断した場合、無断で削除・編集させていただく場合があります。ご了承ください。

 

3.レビューの流れ

<スケジュール>

 レビューは基本的に月単位で行われています。締め切りは原則翌月の3週目なので、月の最終週にランクインした曲についても、3週間は余裕があるということになります。

 この辺のスケジュールとかは、すべて「今月のおしらせ」ページに載せておくので、そちらを見てもらった方がわかりやすいと思います。

<投稿方法>

 レビューの投稿は、クロレビ専用掲示板へお願いします。 この時、1曲ごとに書かれてしまうとわかりにくくなるので、全対象曲をまとめて書くようにしてください。

 投稿期間内であれば、点数・コメントとも変更可です。変更する場合は、新規投稿で書き込みください。投稿期間を過ぎると、原則変更はできません。

 なお、投稿期間を1週間過ぎても提出がなかった場合、その月は不参加として、翌月に進ませていただきます。その場合も、翌月からは引き続き参加できますので、ご安心ください。ただし、こういった状況が続いた場合は、脱退とさせていただくことがありますので、ご了承ください。

<書き換え期間>

 クロレビでは、4ヶ月に1回「書き換え期間」というのが設けられています。ここで、レビュー済みの曲を3曲のみ書き換える(点数・コメントを変更する)ことができます。

 ただし、書き換えの対象となるのは直近8ヶ月の曲だけです。例えば2006年5月の書き換えでは、2005年9月〜2006年4月の曲のみ書き換えることができます。さらに、直近4ヶ月より前(上記例の場合、2005年9〜12月)の曲に関しては、1曲までしか書き換えられません。

 

4.参加・脱退について

<参加方法>

 新規参加したい方は、クロレビ専用掲示板へ書き込みください。その際には、レビュアー紹介のページに載せるため、簡単な自己紹介を書いてください。具体的には、好きなこむちゃ・ドリカン系アーティストとかですね。

 参加時の流れは、【参加表明】→【参加承諾(管理人の掲示板へのレス)】となります。参加承諾が出てから 正式参加となりますので、それまではレビューの投稿はしないでください。

<脱退・復帰方法>

 脱退については、もちろんいつでも可能です。復帰は大歓迎ですが、好きな曲が出てきた時だけ復帰…とかなると収拾つかなくなるので、その辺はご理解ください。

 また、前述の連続不参加や、「レビューがあまりにも極端」「コメントがあまりにも不適切」といった場合は、こちらから脱退を申し付ける場合もあるので、ご了承ください。もちろん、先に注意を促してからということになるので、よほどのことがない限り、一発レッドカードってことはないですが(笑)

 

 

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