ドリカン記録集

 

珍記録とは?

 一言で言うと、どうでもいい記録です(笑) 別にその記録を持ってるからといって特別すごいってことは全然ないし、普通に放送聴いてる上ではまったく意味のないものだと思います。まあただ個人的にこういうどうでもいい記録が好きなのと、結構こういうの好きな人いるみたいなので、まとめて掲載することにしました。

 

マルチランクイン記録:9ランク 「Reckless fire」

 1〜10位のうち、何箇所を経験できるかという記録です。全部達成できれば野球の「サイクルヒット」ならぬ「サイクルランクイン」になりますが、現時点ではまだ出ていません。しかし、9ランクというと結構あるんですよね。なので、その中から一番惜しかったと思えるものを代表で紹介しました。この曲の動きは9→7→4→3→2→2→V4→2→4→4→4→5→8→10で、17週ランクイン。達成してないのが6位なんですが、ちょうど5→8の間が年間ランキングで3週抜けていたので、それがなければ…というのがあり、代表としました。他には「残酷な天使のテーゼ」「Love Destiny」「For フルーツバスケット」などがあります。

 

最長線対称記録:11週 「Key」

 その名の通り、線対称な動き(9→7→9、8→7→7→8など)をした曲の中から、一番長くランクインしたのは何かという記録です。この曲は8→4→2→2→1→1→1→2→2→4→8という動きで、驚異の11週。この記録の難しいところは、基本的に有力曲は上がっていく時はかなり激しい動きをするということで、例えば3週で1位まで上がってしまうような曲の場合、落ちるときも2週で圏外に行かなければいけないことになってしまいます。そういうわけで強すぎる曲だとなかなか厳しく、かといってランクイン週が伸びないのでは記録にならないので、適度な強さが求められると言えるでしょう。この曲では2週目の4ランクアップを対称させるのが最大のポイントになっていましたが、ちょうど「天使の休息」とのリクエスト割れが起こったことで4ランクダウンを生み出しました。

 

最長階段記録:9週 「Gravity Zero」

 何週連続で階段状、つまり1ランクずつ動いたかという記録。2ランク以上動くのはもちろん、足踏み(同ランクキープ)しても途切れてしまいます。この曲は7→6→4→3→2→3→4→5→6→7→8→9という動きで、3週目の4位以降、ずっと1ランクずつの変動。ただ2週目と3週目の間の2ランクアップ以外はすべて階段になってるので、そこがなければさらなる大記録だったのは惜しまれるところです。まあ、どうでもいい記録ではありますが(笑)

 

最長ゆかりん記録:13/14 「Over Soul」

 ランクイン中、どれだけ長くゆかりんに紹介され続けるか(つまり奇数順位を取り続ける)という記録。さすがにランクインが短すぎると記録とは呼べないので、5週以上ランクインしていることを前提条件としています。しかし、この条件では、まだ完全達成曲は出ていません。そこで一番近づいたと思われる曲を選びました。この曲は14週のランクイン中13週がゆかりんでしたが、途切れたのが9週目というのがネック。あまり惜しいとは言えないかもしれません。動きは7→3→V6→2→3→5→7→7→9です。 

 

最長ほっちゃん記録:8/9 「Jungle Life」

 ランクイン中、どれだけ長くほっちゃんに紹介され続けるか(つまり偶数順位を取り続ける)という記録で、こちらもランクイン5週以上を前提条件とすると、まだ完全達成曲は出ていません。そこで、こちらも一番近づいたと思われる曲を選びました。この曲は初登場から7週連続ほっちゃんでしたが、8週目に外れてしまいました。結局9週で圏外に落ちたので、かなり惜しかったですね。動きは10→6→4→2→2→4→6→7→8です。1位を取ってはいけないため、必然的にゆかりん記録よりは短くなるようです。

 

3の倍数記録:7週 「Feeling Heart」

  ランクイン中、ずっと3の倍数の順位のみにランクしたという記録で、とにかく3ランクずつ動かないといけないというのは、かなりきついところ。最近では全体的に停滞状況が多くなってきているので、おそらく破られないのではないでしょうか?記録内容自体にはかなり強引さが見えますが(笑)、とんでもない記録であることは間違いないと思うので、掲載しました。ちなみに動きは9→6→3→3→3→6→9で、同時に線対称も達成してます。ある意味伝説の曲。

 

最長タイトル記録:全角18文字 「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」

 ドリカンにランクインした曲の中で、一番曲のタイトルが長いという、番組内容にすら関係ない記録ですが、確か97年の年末の放送でちょこっと触れてたこともあって、載せておきました。半角と全角については、半角2文字=全角1文字としてカウント。半角では「Love is the one thing in your life」がスペース込み34文字で最長でしたが、わずかにマシンガンに軍配が上がりました。ちなみにドリカン曲以外では、B'zの「愛のままに わがままに 僕は君だけを傷つけない」あたりがすさまじいことになっています(笑)

 

最短タイトル記録:半角1文字 「J」

 こちらはドリカンにランクインした曲の中で、一番曲のタイトルが短いという記録。こちらも年末の放送でちょこっと触れてて、そこでは確か「空」や「謎」などが挙げられていて、全角1文字は「虹」「翼」「花」などこれ以外にもたくさんありますが、半角1文字は後にも先にもこの曲だけ。しかも読む場合でも1音で済むし、パソコンで打つ場合は右手のホームポジションという一番動かさずに打てる位置。手書きでも2画、場合によっては1画ですから、これはもうほぼ破られない大記録(珍記録だけど)といっていいのではないでしょうか。

 

連続同一ランク記録

2位

あなたも知らない恋の果てに(椎名へきる)

6週

3位 空をあきらめない(椎名へきる)、いつも いつでも(AiM) 4週
4位 光と影を抱きしめたまま(田村直美)、氷の上に立つように(小松未歩) ほか全8曲 3週
5位 ADVENTURE(野田順子) 4週
6位 IN MY SOUL(草地章江)、プラチナ(坂本真綾) ほか全6曲 3週
7位 永遠の花(石田燿子) 4週
8位 RUN(緒方恵美)、Mysterious Night(R-ORANGE) 3週
9位 夏の幻(GARNET CROW)、Keep on Going(榎本温子) 3週
10位 翼(ZAZEL) 4週

 

 

ドリカン記録集

 

好記録とは?

 そのまま、いい記録のこと。言うまでもありませんが、好記録の方が珍記録よりはるかに価値があります。というか、珍記録にはまったく価値はないです(笑) なので本来こっちの方がクローズアップされるべきなんですが、そこはまあ野球の「珍プレー好プレー」のパクリですから、この「好記録」のコーナーは「これを見ながらお別れです」程度のものだと思ってください(笑) 

 

歴代最高ポイントソング:1760 「残酷な天使のテーゼ」

 歴代で最高のポイントを記録した曲。この曲は1位回数は5回とそれほどでもありませんが、27週もランクインし続けた、脅威の粘りが記録の秘訣でしょう。間に年間ランキングを挟まなければもっと増えていた可能性もあり、間違いなく、ドリカン史上最強の曲だったと思います。

 

歴代最多1位獲得曲:V12 「RHYTHM EMOTION」

 その名の通り、1位獲得回数が一番多かった曲です。この曲は95年12月2日〜96年3月2日まで、実に3ヶ月もの間トップを守り通しました。間に年間ランキングがあっただけに、なおさらすごいことです。ちなみにポイントは歴代2位の1660。もちろん、連続1位の記録でもあります。

 

歴代最長ランクインソング:27週 「残酷な天使のテーゼ」

 その名の通り、ランクイン週数のトップです。最高ポイントのところでもちらっと触れましたが、95年10月14日〜96年4月27日まで、なんと半年以上のランクイン。8位に落ちてから3位まで巻き返すなど、よほど根強いリクエストがあったのでしょう。

 

歴代最多ポイントアーティスト:19140 (林原めぐみ)

 その名の通り、ドリカンで最も多くのポイントを獲得したアーティスト。96年「Give a reason」、98年「〜infinity〜∞」、99年「question at me」と3曲が年間1位を獲得し、中でも98年はベスト10に5曲ランクインと、番組開始当初から今に至るまで、常にすさまじい成績を残し続けました。文句なしのドリカン最強アーティストだと思います。以下椎名へきる17480、TWO-MIX15350、國府田マリ子10570、奥井雅美8640。なお、ユニットで獲得したものは除外しています。以下も同様。

 

歴代最多1位獲得アーティスト:78回 (林原めぐみ)

 こちらは、1位獲得が一番多かったアーティスト。全374週ということを考えると、なんと5回に1回は閣下が1位だったことになります。全22曲中1位を取ったのが17曲、うち9曲がV5以上と、圧倒的な強さでした。1位を取れなかったのも、リクエスト割れなどが原因のものもあるので、実質取れなかったのは「Going History」と「brave heart」ぐらいでしょうか?長い間、ずっとトップでいたというのはすごいことです。以下TWO-MIX66回、椎名へきる39回、國府田マリ子24回、堀江由衣22回。

 

最長連続1位獲得アーティスト:16曲 (TWO−MIX)

 デビューシングルの「JUST COMMUNICATION」から16枚目の「LOVE FORMULA」まで、4年半に渡って1位獲得を続けました。この後は一度も1位を取れなかったというのが残念なところですが、出せば必ず1位を取るというのはすごいことだと思います。以下、14曲の林原めぐみ(Just be conscious〜feel well)、13曲の椎名へきる(ラッキーDAY〜BESIDE YOU)。

 

最多通算ランクイン週数:254週 (椎名へきる)

 単純にすべての曲のランクイン週数を足したものなので、2曲同時にランクインした場合は「2」と数えてます。なので厳密には違いますが、全374週ということは、なんと2/3以上はランクインしてたということになります。ある意味、一番ドリカンに貢献したアーティスト。以下、わずか1週差の253週で林原めぐみ、204週でTWO-MIX。

 

最多ランクイン曲アーティスト:25曲 (椎名へきる)

 デビューシングルの「せつない笑顔」から「LOVE TOMORROW」まで、全25曲すべてランクイン、しかもすべての曲がベスト3入りを果たしています。最初の頃はパーソナリティ効果もあったとはいえ、逆にタイアップがほとんどないという不利もあったので、これはすごいことだと思います。以下22曲で林原めぐみと奥井雅美、19曲で國府田マリ子、18曲でTWO-MIX。

 

好記録をふりかえって…

 やはり、すべての記録において林原めぐみ、TWO-MIX、椎名へきるの3アーティストが上位を独占しています。これに國府田マリ子を加えた、いわゆる「ドリカン四天王」は、最後はだいぶ力が衰えてしまいましたが、それでも間違いなくドリカンの4大アーティストだったと言えるでしょう。

 

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