LOVE A RIDDLE/KOTOKO

 

 

☆担当者コメント

 皆さんの多くは『Shooting Star』を知っていますよね?知らない方の為に軽く説明しますと、2002年に、それほど有名なタイアップ(『おねがいティーチャー』)でもなかったのに、その名のごとく「流星」の様に現れ1位にまで上り詰めたすごい曲です。澄み渡った明瞭なヴォーカルと壮大な歌詞に魅せられた人も多いことでしょう。そのヴォーカルのKOTOKOさんが歌う同作品の挿入歌がこの『LOVE A RIDDLE』なのです。

 I'veサウンドの特徴である澄んだようなメロディーとヴォーカルはこの曲でも健在です。この曲は特に出だしがいいです。切ない感じではあるけれど情熱が籠められている、そういうメロディーで聞く人の心をつかみ、そのあとの詩への興味がぐっと高まります。前奏が40秒以上あるのですが全然長く感じられません。そして詩が流れ始め、サビで盛り上がりが最高潮に達するのですがサビ部分でのKOTOKOさんのヴォーカルは必聴物ですね。気持ちを全て言葉にするかのように、叫んでいます。

 詩はタイトルにあるとおり、「恋は謎かけ」というのがテーマでしょうか。前半メロディーで恋しい気持ちの辛さを歌い、後半メロディーで「日に日に増してく独占欲が 辛いよ」と歌いながらも、吹っ切ったかのように「素直なまま 動き出す気持ち 見つめて」君に出会ってしまったこれからを大事にしよう、という意思が込められているように思えます。前半部分のサビで「君に出会ってしまった」というのが、後半部分のサビでは「君に出会えたのだから」と変わっているのが、印象的です。謎かけの答えはちゃんと出たのでしょうね。

 この曲が皆さんに気に入って貰えるかは分かりません。でも『Shooting Star』はドリカン順位だけではなくドリカン関連ページ主催の「あなたが選ぶドリカン歴代ランキング」では3位につけ人気の高さを証明しました。だからという訳でもないですけど、気に入る方も絶対にいると思います。まあ、僕がそうなんですが(笑)。まだアニメイト等の店頭にも出回っています(2002年10月現在)ので、お財布と相談してぜひともどうぞ(^^;)

 作詞:KOTOKO 作曲:高瀬一矢

※シングル「LOVE A RIDDLE」、おねがいティーチャーボーカルアルバム「stokesia」収録


●雪人

 正直、『Shooting Star』よりも私はこちらの曲の方が好きです。

  この曲と『Shooting Star』の違いは作曲者です。この曲は高瀬一矢氏なのですが、『Shooting Star』は『Kanon』や『AIR』の音楽を担当している折戸伸治氏ですね。この方もかなり評価が高い方で、私もファンです。

  この曲はメロディライン(特にサビ部分)が凄い好きで、それに詩が上手く乗っていて非常にキレイな曲に仕上がってます(この点、KOTOKOさんはこの他にも色々なI've関連の曲で作詞をしていますが、どれも非常にツボにはまる詩を書いてくれています)。それとBメロからサビへの盛り上がり方もイイですし。

  実は『Shooting Star』がまるで手に入らなかった時にたまたま近くのCDショップで手に入れたのがこの曲の入ったCDだったんですが、まさかこんな当たりの曲を見つけるとは、かなり幸運でした。

 評価は9です。

●結城 聞

 この曲はたくさんあるI'veの曲の中でもお気にいりの1曲の中に入ります。

  私はこの曲は歌詞がとても好きです。とくに2番のサビの「特別だといえるから、嘘なんかもう必要ないから 素直なまま動き出す気持ちみつめて」
という歌詞がすごくお気に入りです。 そしてI've独特の曲調が、歌詞にすごくマッチしていると思います。 この曲は高瀬一矢さんが作られていて、Shooting Starとはまた違ったKOTOKOさんを感じることができるのではないでしょうか。

  このCDはランティスさんからの発売なので、普通のCDショップでも予約や、取り寄せが可能なので、比較的手に入れやすいと思います。
是非ゲットして、I've&KOTOKOさんを堪能してみてはいかがでしょうか(笑) ちなみにおねがいティーチャーのDVD4巻の初回限定版についてくるサントラにも収録されていますので、そちらでも聞くことは可能です。

  最後に個人的評価は是非聞いていただきたい1曲なので「10」とさせていただきます。

●D.S.

 I'veの良い部分が存分に出た曲だと思います。その良い部分というのは、やはりアレンジ。これぞI've、といった感じで、曲のせつなさをさらに増幅させています。「アレンジはいいんだけど、他がなぁ…」という曲も個人的には多いんですが、この曲はおねてぃの世界観と重なる詞や、キャッチーなメロディも素晴らしいです。

 約6分半という曲の長さもまったく感じられず、非常に完成度の高い曲だと思います。

●ライスショップ

 他の方のコメントと被ってしまうのですが、Shooting StarよりもこちらのほうがI'veらしい曲という印象があります。Aメロからかなりのテンポで飛ばしているのですがサビではそれ以上に盛り上がり、本当に6分半もあるのかと思ってしまうくらい一気に聴かせる勢いを持っています。

 この曲を聴いていいと思ったあなたはI'veに中毒る可能性大です。

●EKUSU

 KOTOKOさんらしい曲で自分も好きです。同系統?のShooting Starに比べると少しクセの強い曲という感じですが、I'veらしさがよくでており、十分お勧めできる1曲だとおもいます。特に最後の演奏部分がいいですね。自分はKOTOKOさんの曲がそこまで好きというわけではないのですがそんな僕でも一度は聞いてほしい、そう思えるような曲です。

●てまるA

 私がこの曲を初めて聴いたのがおねがいティーチャの最終回エンディングで一瞬ではまってしまいました。時間を感じさせないテンポのいいつくりと聴き終わったときのなんともいえぬ満足感。曲の軽さと重さ、相反する2つの要素が混在しているように思えた。