旅立ちの鐘が鳴る/酒井ミキオ

 

 

☆担当者コメント

 まず「酒井ミキオ」という人物について簡単に紹介したいと思います。この人は男性ソロとしては異例のドリカン歴代17位「Reckless fire/井出泰影」の作詞や、こむちゃっとカウントダウンでもランクインした「Revolution/きただにひろし」の作曲などをおこなっています。

 曲調はラテンをベースとしていて、速さは普通といった感じです。なんともいいがたい力強さ、そして説得力を感じます。

 詩に関していうとこれから旅立ちに向かう時の心情というか心構えをあらわしています。私の好きな部分は「頑なでもいいよ そう自分自身 もっともっと貫いて」や「譲れない誇りとともに それぞれの場所に旅立て」といったところです。ただ単純にかっこいいなと思いました。

 私がこの曲を一言で言うと男臭いと言い表せます。でもそういうと熱血とかをおもい浮かべると思いますが、そういう感じとは違います。何か熱くはなるのですが心のそこから徐々にこみ上げてくるものがあります。『男なら1度でいいからこうして生きてみたい。でもそれは無理とわかっている。ただ憧れるしかない。だから私はこの曲にひかれるのだろうか?それは自分どおりの生き方をしていない証明をしていることになる』自分でも書き込んでいて恥ずかしくなるような感想でちょっとアニメの内容も混じってしまったような気がしますがそれだけ深く考えさせられました。

 Reckless fireやRevolutionを気にいっている人は一度聞いてみてください。

※アルバム「O.S.T.2」(スクライドのサウンドトラック)収録/スクライド最終回エンディング曲


●星美と愛花

スクライドの最終回EDとして1回しか聞いてませんが、曲が流れてきた瞬間自然と耳が傾きました。
「聴かせる」テクが完成されていて、クオリティーの高いナンバーだと思います。
背を向けてクールに去っていく男が浮かんできます。
てっきり新曲として出すものだと思ってしまったぐらい注目しました。