千夜一夜/See-Saw
☆担当者コメント
もともと、See-Sawの曲はとても独特で強い個性が放たれていますが、この曲も負けず劣らず一瞬でSee-Sawの曲だと分かります。「.hack//SIGN」というアニメがオンエアされていた時に、CMで当然の事ながらゲーム版の.hackの紹介をしているわけですが、そこで一時期流れていた曲です。静かにしかし軽やかに始まるイントロから、あまり自己主張のしない歌、そしてインパクトの強いサビへと……。
最初はとりわけSee-Sawの梶浦由記さんの作るメロディーにしびれていたのですが、そのうちにボーカルの石川千亜紀さんの歌声にしびれてしまいました。何度聴いても飽きない曲です。
「あんなに一緒だったのに」はいい曲ですが、しかし一般層向け(決して見下しの意味ではなく)であるきらいがありましたが、See-Sawとはこういう音楽も作るんだという事を改めて認識させられる曲です。聴きやすくはないが、はまれば何度聴いても飽きない・・・・・・。彼女たちの魅力はここにあるのではないかと思った曲でした。
※作詞・作曲・編曲:梶浦由記
※アルバム「Dream Field」の6曲目に収録。
●D.S.
See-Sawの曲をそんなに多く聴いている訳では無いのですが、この曲はとてもSee-Sawらしい曲だと思います。
特にこの曲はアレンジが素晴らしいです。メロディも良いのですが、このアレンジで無ければそこまで良さが際立たなかったのでは無いかと思うぐらいです。石川さんの声の魅力が存分に引き出されているのも素敵です。
個人的に、See-Sawには日本的なものを感じます。いわゆる「いかにも」といった和な感じとは違うんですが、石川さんの歌い方や、梶浦さんの曲やアレンジから、何かそういったものが醸し出されているような気がします。それが、See-Sawが魅力的で、唯一無二なアーティストである理由なのかなぁ、と勝手に考えています。特にこの曲は、そういった部分が顕著に表れていて、お勧めです。
●星美と愛花
ゲーム音楽っぽいイントロに切ないメロディはまさに夜の王とでも言った感じでしょうか。メロが長いのとCメロで終わってるのが気になりますが、See-Sawワールド全開で結構好きです。
●てまるA
まさに幻想的と呼ぶのにふさわしい。See-Sawらしさが全開といったかんじでサビにいくまでの盛り上げ方がうまくて作品のイメージとぴったりあう。