Rumbling hearts/栗林みな実

 

 

☆担当者コメント

 僕は今までいろいろなゲームをやってきましたがそのゲームの主題歌の中でここまで衝撃を受けた曲はこの曲が始めてでした・・。

 まず、この曲はアニメもやっている『君が望む永遠』というゲームのOPでこのゲームのヒロインの声優もやっている栗林みな実さんが歌っています。歌詞はゲームの世界、そのゲームの中でのヒロインの思いなんかをうまく伝えられています。最初の方は、

  『勇気が欲しい 静かに祈ってる
   もう戻れない あなたの腕につつまれていた 優しい日々
    夏の記憶かすかに残ってる 小さな花火消えない 今でも』

といった歌詞で、そのヒロインの思いを描いているのですがゲームやっててこの歌詞を聞くとあまりにも切なく悲しくなってきます・・。

 ですが終盤では、

  『いつか きっと全てが 優しさになる
   あの日に見た 七色の夢
    遥か遠くの虹で 出会えるの
     あなたへの思い 生きてく 永遠に』

このように最後はハッピーに終わったのではないかと個人的には考えています。(人によってはこの歌詞でハッピーに終わったのか『?』がつく人もいるかもしれませんが・・) 特に『いつか きっと全てが 優しさになる』という部分はとっても感動できました。

 サウンドですが盛り上げるとこでは盛り上げ、落ち着かせるところでは落ち着かせ、この歌詞にうまくあったサウンドだと思います。特に前奏の部分はかなり印象的でした。

 もちろんこの曲は『君が望む永遠』を知らない人でも十分曲の良さがわかると思います。知っている人は更にこの曲の良さがわかるでしょう。
それくらいこの曲の完成度が高いのです。

 曲はちょっと暗い印象を受けてしまう曲ですが聴く価値は十分ありますので一度だけでも聴いてみて下さい。
ちなみにこの曲、いろんなバージョンがあって、アコースティックバージョンをはじめとする様々なバージョンの『Rumbling Hearts』があります。原曲の方を聴いて好印象だったらこれらの別バージョンを聴いてみるのもいいと思いますよ。

※作詞:栗林みな実  作曲:清水永之・飯塚昌明 編曲:飯塚昌明
※『君が望む永遠 サウンドトラックプラス』『SONG FROM age』等に収録