iの余韻/木村亜希子

 

 

☆担当者コメント

 なかなか木村亜希子さんの歌を聞いたことある人は少ないのかなと思います。私がこの曲をはじめて聴いたのは中学のときでした。文化放送で放送されたいたラジオ「恋愛候補生East」の中で流れたいたのがこの曲を知るきっかけになりました。中学生の私は恋愛の「れ」の字も分からないような子どもでしたが、その頃からとってもいい歌詞だなと思ったのを今でも覚えています。

 歌詞の内容はつきあっている2人が別れてしまうお話。自転車をこぎながらいろいろなことを考えてる主人公を歌ったうたです。

 「自転車をこぎながらきがつくと泣いてた。今の二人、友達より遠い関係だね」
  「自転車をこぎながら、変なこと思いつく。あいたいときあいあたいだけあえる。それが愛だって」

曲のはじまりから終わりまで切ない歌詞が続きます。

 メロディーも秋を感じさせる切ない感じでメロと歌詞がうまく混ざり合って聴き手がわに気持ちが伝わってきます。タイトルの通り失恋のあとの余韻が見事に表現されたこの曲。一度は聴いてみてほしいなと思います。

※作詞:佐藤ありす 作曲・編曲:関根安里
※シングル「iの余韻」KLDA1003収録(廃盤) アルバム「真冬のひまわり」KLCA2005収録(廃盤) 初出:1998/10/28