仲なおり/岡崎律子
☆担当者コメント
岡崎律子さんといえば、「Forフルーツバスケット」や「Morning Grace」などは知っていてもなかなか他の曲を聴く機会がないのではないでしょうか?
この曲は岡崎さんのアルバム「おはよう」の最後に収録されている曲で私にとってForフルーツバスケットを知る以前からお気に入りの曲になっています。
歌われてる季節は冬。仲たがいしてしまった二人がもう一度よりを戻す素敵な歌です。
「いつまでも気に病まないで。もう十分に苦しんだわ。許すことをそろそろ覚えたい」
「想いが募るその分だけ、多くのを求めてしまうね」
という歌詞から曲がはじまります。そして、
「神様、信じる勇気を下さい」
という歌詞につながりサビへ行きます。
「つめたい手と手をあわせて、冷たい腕笑いたい。ポケットの中きゅっと手を握り締めてね」
全部書きたいですがこれだけ書けば十分に伝わると思います。
私のお気に入りの歌詞は
「つめたい手と手をあわせて重ねた誤解を解こうよ」
「ねぇいつか言っていた場所。一面に花が咲くんでしょ。見たいわ春になったらきっと連れて行って」
という歌詞です。メロディーは終始冬の寒い空を感じさせながら、二人の暖かい関係を感じられる素敵なメロディーです。
岡崎律子さんのあたたかい歌い方も大好きで、この曲は彼女が歌ったからこんなに素敵になったのだと思います。とにかく岡崎さんを詳しく知らない人が殆どだと思うので一度聴いてみてほしいです。
※作詞・作曲:岡崎律子 編曲:長谷川智樹
※アルバム「おはよう」KICS-703収録 初出:1998/11/6