陽だまり/村下孝蔵

 

 

☆担当者コメント

 今から15年以上前の曲でおそらく誰も知らないと思うので、とりあえず村下孝蔵さんの略歴から紹介したいと思います。

 1953年生まれで、出身は熊本。80年代に「初恋」や「踊り子」が大ヒットし、その後もシンガーソングライターとして活躍していましたが、1999年高血圧性脳内出血のため46歳という若さでこの世を去りました。

サウンドはいかにも80年代という感じで、歌謡曲という言葉がぴったり当てはまります。最近のアーティストだとキンモクセイなんかが非常に近い部類に入るのではないでしょうか。

 村下さんの曲の魅力はその洗練されたメロディラインにあります。アレンジにはどうしても流行り廃りというものが出てきてしまうのですが、メロディにはそんなものは関係ありません。どんな時代に聴いても良いものは良いですし、メロディを重視する人には自身を持って薦められる曲だと思っています。

 収録アルバムはどれも古いので入手難易度が高いと思われがちですが、全部有名なアルバムなので意外に簡単に見つけられたりします。ツタヤに普通に置いてあったりしますよ(笑)

※「めぞん一刻」OP
※作詞・作曲:村下孝蔵 編曲: 水谷公生
※アルバム「めぞん一刻 テーマソングベスト+」ベストアルバム「林檎と檸檬」「夢の記録」収録