フィルムコンサート

 

 

2004/08/08 in 大阪厚生年金会館

 まずは、今回参加するに至った経緯について説明しておかなければなりません。今回フィルムコンサートは大阪と名古屋でしかやらないということで、遠征しなきゃいけなかったんですが、当然ながら、相当なお金がかかります。なので、正直参加するかどうか、迷いました。

 しかし、やはり今回を逃したら二度とないため、ひとまず参加する方向を規定路線にして、チケット申し込み。遠征費はかかりますが、チケット代は2000円とリーズナブルなので、もしかしたら行かないことになるかもしれないけど、とりあえず申し込んどくことにしました。

 で、数日後。家にチケットが送られてきました。封を開けると…

 

整理番号:46番

 

この瞬間、迷わず参加決定。

 

 46番だと、サイドなら2列目、中央狙いでも3列目までには入れる位置。その場で迷っていたのでは、どんどん席は埋まってしまうので、事前に狙いを定めることに。前の方も魅力ですが、 サイドだとスクリーンが見づらいので、中央の3列目狙いに決定。

 16:00、整理番号順に入場し、颯爽と座席へ。しかし、意外なことに、結構みんなばらけていて、1列目の中央ブロックもちょっと開いてる模様。ただ、近すぎてスクリーンが見づらそうだし、ステージまでにかなりの距離があるため2〜3列目でもあまり差はないと判断し、予定通り中央ブロックの3列目へ。

 

 25分頃、会場からアナウンスが。よくある「開演まで今しばらくお待ちください」みたいなやつなんですが、これがおもしろい。さすがに全部は覚えてませんが、1つ例を挙げると、

「カメラや録音機材、胃カメラ、内視鏡などの使用は堅く禁じられております」

って感じ。しかもアナウンサー、明らかにスタッフじゃないっぽい。かといって、大楽氏の声でもない。誰だ?

 

 会場前から、そんなネタが存分に盛り込まれており、フレンドリーな雰囲気のまま、コンサート開始。へきるさんとプロデューサーの大楽氏が登場。

 少しトークがあった後、まずはライブのOPとEDをまとめた映像。「ああ、そういえばこんなのあったなぁ…」というのが多くて、懐かしかったですね。特に一番鮮明に覚えてたのは、「CHANGE」ツアーのED。そりゃこのツアー、10回も行ったからな(爆)

 

 映像終了後、再びお2人が登場。だらだらトークの後、少しずつライブの曲と曲の合間(へきるさんが袖で着替えてる間)に流れていた映像をOA。中でも一番多かったのが、98夏ツアー(たぶん)の「へきちゃんの今日もえーぞー」という、タイトルからしてしょーもないコーナー。この中で印象的だったのは、

  ・へきるさんが熊のぬいぐるみを着てファンクラブの入会案内を配ってる事件

  ・大楽ナンパ事件

の2つ。後者は、いきなり大楽氏がスタッフの女性を口説いてて、結局逃げられるというなんとも大楽氏らしい情けない映像。若気の至りらしい(笑)

 

 再び少しトークがあった後、続いていよいよ「へきるさんの恥ずかしい映像」コーナー。

 まず流れたのは、へきるさんが出演していた「新潟ビジネス専門学校」のCM。これが、声の出演だけとかじゃなくて、へきるさん自身がCMに出ちゃってるんですよ。それもびっくりなんですが、何よりすごいのが、CMの設定。

  ・なぜか河原で寝ているへきるさん。(一応ベッド)

  ・起きた後、顔を洗って、どこかへ出発!

  ・どこから持ってきたのか、パンをかじりながら走るへきるさん。

  ・糸冬。

なんだこのCMは。しかし息つく間もなく、2つめのCMが。2パターンも録ってたのかよ(笑) でも、もう片方は結構ありがちな設定で、これといって印象的なものはなかったです。

 そんな衝撃的な映像が流れたわけですが、この後、それさえも霞んでしまうような、信じられない出来事が!映像の後、大楽氏の口から出た言葉は…!!

 

 

「萌え」

 

 

キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!! しかし、今日の彼はとどまるところを知りません。これすらも、まだ伝説の序章に過ぎなかったのです。この後、大楽氏の口から、さらなる衝撃が!!

 

 

大楽「へきたん萌え」

 

 

へきたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!! ここまででも、十分とんでもないことですが、この後、これすらも忘れ去ってしまうような、衝撃の一言が!!!

 

 

 

大楽「へきたんハァハァ」

 

 

 

キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!! 会場大爆笑。こんなことを言うプロデューサーは1人だけだと思います。この映像、あまりにもハァハァだったため、巻き戻して2回OAするという、とんでもないことが起こってしまいました。横にいるへきるさんは、ただただうつむくのみ(笑)

 

 だんだんどっちが主役なのかわからなくなってきたところで、続いては「すごく楽しい空になるのに」のPV映像。このPV、ビデオ化もされていないため、幻の映像だったみたいなんですが、10年の時を経て、ここに復活。

 映像化されているへきるさんのPVでは、「せつめい笑顔」や「空想メトロ」あたりが一番古く、「すごく楽しい空になるのに」からは半年ぐらいしかたってないはずなんですが、それとは比べ物にならないほどにアイドル路線全開でした。へきたんハァハァ (c)大楽

 そして、この曲を8/21の真の10周年記念ライブで歌うという噂を耳にしていたため、PVを見ながら、振り付けをチェック。しかし、さすがアイドルというべきか、振り付けが複雑。これは厳しいなぁ…。

 PV終了後、正式にこの曲を歌うという発表。振り付けは難しいですが、ファーストアルバムの中では一番好きなので、普通に歓迎。まぁ、一番楽しみなのは衣装だったりするわけだが(爆)

 

 最後のフィルムは、今年の武道館のディレクターズカット版。DVDで映像化されたのと違うカメラが撮っていた映像です。しかし、さすがにDVDのカメラワークをすべて覚えているわけもなく、どこがどう違うのかはよくわかりませんでした。

 そんなわけで、じっとしていられない会場は、すぐさまヒートアップ。映像のライブに向かってコールをするという、傍から見たらものすごい光景が繰り広げられました。とはいっても、へきるさん自身、暴れてくださいみたいなこと言ってたし、もちろんダイジェスト版なんですが、盛り上がる曲ばっかなんですよね。

 なので僕も暴れましたが、前が立つと後ろも立たないと見えなくなっちゃうので、ずっと座ったまま見てました。座ってスイーツってのはすごいものがあります(笑)

 本当は、もっと全然違うところから撮った映像で、じっくり見たかったんですけどねぇ。上空からヘリで映した映像とか、(検閲削除)なんかがあれば…(何

 

 フィルム終了後、再びお2人が登場。ここで、今日のスタッフを紹介。照明の斉藤ちゃん、物販兼アナウンサーの阿部さん、物販の宗さん、舞台監督の木村ちゃんの順で紹介されていきます。

 そう、なんとバンドメンバーが、照明やったり、あげくの果てにはグッズ売ってたりしたのです。ちなみにKENこと舞台監督の木村ちゃんは、イベント中もたびたび、袖でネタやってました。JAKEこと斉藤ちゃんも大活躍。また、最初のギャグアナウンスは、べーあんこと阿部さんだったようです。

 そして、最後に「お釣りを間違える」というネタで、さりげなく笑いをさらっていく宗さん。合計5500円で、10000円もらって5500円渡しちゃったらしいです。「計算難しいね」の一言に、会場爆笑。ちなみに、この後も全員でグッズ販売するとのこと。商売上手というか、なんというか…。

 そんな感じで、フィルムコンサートは終了。ゆっくりメンバーの物販を見て行きたかったところですが、新幹線がなくなるとやばいので、ちょっとだけ見て、外へ。

 

 最初は参加するか迷っていたフィルムコンサート、個人的にはただ映像見るだけのイベントかと思ってたんですが、予想以上にいろいろあって、非常に楽しかったです。前で見れたし、30000円かけた甲斐がありましたw

 

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