*ドリカンと管理人*

 

 

 2002年10月5日、ドリカンは終了しました。そこで、僕のドリカンに関する思い出などを、番組を聴き始めたきっかけなどから、まとめて書いてみたいと思います。拙い文章ですが、ご了承ください。

 

☆すべてはツインビーからはじまった…

 やはり、最初に気になるのは「なんでドリカンを聴き始めたのか?」ということなんですが、これはまったくの「偶然」でした。当時、僕はほとんどアニメや声優さんの音楽など知らずにいたんですが、「ツインビー対戦ぱずるだま」というゲームをきっかけに、ツインビーにはまったんですね。というかパステルなんですけど(爆) で、これならひょんなことから「ツインビーパラダイス」なる番組があることを知り、聴いてみようかなと思ったんです。

 それで、土曜24:00からというのはわかったんですが、なんとなく、早めにラジオつけたんですね。そのときやっていたのが「ドリカン」だったのです。確かその時は96年の年間ランキングで、ちょうど6位と5位の間のトークぐらいのところだったと思います。確かその時は「残酷な天使のテーゼ」が2年連続ベスト10でどうのこうのと言ってた気がしますが、当然何のことかさっぱりわかりません(笑) というか、何をやってる番組かも知らなかったのですから。 それで、まあ最後まで聴いていて、とりあえずどんな番組かは理解しました。しかし、その時は特になんとも思わず、そのままツイパラ聴いて、とりあえずツイパラはおもしろいと思ったので、それからも聴いてましたが、ドリカンのほうは、聴いてませんでした。

 

☆本当の始まり〜色褪せない瞬間

 そんなこんなで、2週間が経過したんですが、上記の通り、パステルにはまったということで、微妙にへきるさんにも興味を持ったわけです。それで、これまた偶然なんですが、なにげなくスポーツ新聞見てたら、へきるさんの記事がでかでかと載ってたんですね。あの、武道館2Daysの記事です。それで、確かレギュラーラジオ持ってるみたいなことが書いてあって、それでラジオ欄をなんとなく探してたんです。そしたら「椎名へきる」なる文字を発見!今は懐かしの「すっぴんすまいる」です。

 それ以来、すっぴんすまいるリスナーになったんですが、2回目か3回目ぐらいに、当時リリースほやほやの「色褪せない瞬間」が流れたんです。で、それを聞いて、見事にはまりました。しかし、すっぴんすまいるでは1コーラスしかなかったんですね。それで、CD買えば済む話だったんですが、やっぱり、声優とかアニメのCD買うのって、なんか抵抗ありません?少なくとも僕はかなり抵抗があって、そもそもどこ探せばいいのよという話になりまして(当然アニメイトなどの存在は知らない)、うーん…と思ってるうちに、ふと思いついたのがドリカンだったんです。「そういえば、アニソンの音楽番組がなかったか?」と。年間ランキングを聴いて、最後にベスト10を振り返ってたときに、へきるさんの名前があったのは覚えていたので(空をあきらめない)、もしかしたら入ってるんじゃないか?と。それで聴いてみたら、「色褪せない瞬間」はなんと1位でした。そして録音し、何回も聞きましたが、やはりいいんですよ。でも、雑音が多く、やっぱりCDで聴きたいなと思い、アルバム「with a will」を購入しました。いきなりアルバム買ってるところがなんともいえませんが(笑)、こうしてドリカン系のCDを初めて購入し、ドリカンも本格的に聞き始めるようになったわけです。「色褪せない瞬間」に特別な思い入れがあるのは、このような理由からです。

 ちなみに、へきるさんがドリカンのパーソナリティであることは、この時まで知りませんでした。だからすっぴんすまいる聴いてたんですけど、この時はびっくりしましたね〜ある意味運命的です(笑) あと、余談ですが、最初聴いた時、本当にみーなさんとへきるさんが姉妹だと思ってました(笑)

 

☆予想への挑戦

 さて、こうしてリスナーとなって、1ヶ月ほどが経過した頃、何を思ったか、ランキングを予想してみようと思い出したんですね。なんでそんなことを考えたのかはわかりませんが、とにかく予想を始めてみたんです。そうすると、また違った楽しみが出てきまして、それ以来、個人的に予想するようになりました。最初の頃は的中率低かったですが(今とたいして変わらないという噂も…^^;)、とりあえず「魂のルフラン」だけは毎週当ててました(笑)

 

☆へきるさん突然の卒業…

 1998年10月、へきるさんが突然の番組卒業表明。びっくりすると同時に、淋しさがこみ上げる一方、「しょうがないだろうな」という思いもありました。というのは、ライブで忙しいなどの理由で、あまりにも番組を休むことが多かったからです。パーソナリティとして、あれはかなりいただけなかったので、この結果は仕方ないところだと思います。とにもかくにも、これで何か1つの時代が終わった感じでした。

 

☆やまな娘のパーソナリティ

 ということで、ゆかりんとほっちゃんの2人がパーソナリティに就任したんですが、正直、個人的にはやはり姉妹時代の方がよかったです。というのは、へきるファンであることもあるんですが、それよりも、まずはトークコーナーの質の違い。やまな娘になってからがつまらなかったというわけではないんですが、姉妹時代はボケ耳・ドリバン・どーしてもききたいなど、コーナー豊富でしたからね。曲を流す時間が長くなったので、方向性の転換というのもあるんでしょうが、ちょっと残念なところではありました。

 次に、知らない方もたくさんいると思いますが、姉妹時代の時ってランキング発表するときに、短いコメントがあったんです。これがよかったんですよ。「やっぱり来ました!」とか「今週もダントツのリクエスト!」とか、あれが臨場感を高めていたと思います。しかし、やまな娘時代になってから、そういうのがなくなって、1位取っても「V○獲得!」しか言わなくなってしまったじゃないですか。これがさびしかったんですよね。聴いてるうちに慣れましたが、やっぱりちょっと物足りない感じがありました。

 そんな感じなんですが、でもやまな娘の2人はよくがんばったと思うし、おもしろいかつまんないかで言えば間違いなくおもしろかったので、満足ですよ。まあ個人的には姉妹時代の方がより好きだったというだけなので(^^)

 

☆サイトオープン、ヘキパラ杯開催

 そんなこんなで、予想歴も3年ほどになったわけですが、この頃からパソコンを持ち、ネットもできるようになったので、ネット上で予想大会を開けないかと思い、サイトをオープンしました。もちろんオープンした理由はそれだけではないですが、これが中心にあったことは間違いないです。

 それでスタートしたヘキパラ杯ですが、始めた頃は、まさかこんなに発展するとは思いもしませんでした。4人でやってた頃が、すごく懐かしく感じます。すごく昔な気もするし、ついこの間だった気もするし。やっぱり、あの頃の「はじめまして!」を見たときの気持ちは忘れられないですね。あの頃は運営効率も悪くて、人数の割に、すごくムダに時間かかってた気がします。あの時の効率で今やってたら、たぶん10時間ぐらいかかってるんじゃないでしょうか(笑)

 こういった感じで、やっぱりあの頃から来てくれてた方には、また特別な感慨があるものですが、今でもやっぱりはじめましてを見るとうれしいものだし、自分が考えた企画で、楽しんでもらえるということに対する喜びは変わらないので、参加してくれるみんなには本当に感謝です。これでもう少し自分の予想が当たると言うことないんですが…(笑)

 

☆そして終焉の時へ…

 こうしてドリカンの新たな楽しみ方を見つけ、2年がたった2002年8月31日、突然の番組終了報告がありました。そして10月5日、ドリカンは7年半の長い歴史に終止符を打つことになりました。とにかく、この番組がなければ、どれだけの名曲を知らずに終わっていたかわかりません。本当に感謝です。

 そして、この番組がなければ、こうやってサイトを開いていることも、「ヘキパラ杯」を開催してみんなと楽しむこともなかったでしょう。ドリカンのおかげでここを見てくれてるみんなと出会えた、そのことに何より感謝したいと思います。

 ドリカン関係者のみなさま、長い間、本当にどうもありがとうございました。

 

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