Dynojet STAGE-3/K&N Power filter

ノーマルエンジンのタルいレスポンスの向上、及び若干のパワーUPを狙い
この仕様に。ちなみにエアクリーナーは外さないSTAGE-1という仕様もある。
エアクリーナーを外す事に多少抵抗はあったが、ニンジャの場合サイドカバー
で両側が覆われていて雨水もかぶらないし、ファンネル仕様になる訳でもない
ので踏み切った。(ファンネル仕様はカッコイイけどね)              

初めの印象はとにかくレスポンスが見違えるように軽くなった。結果加速感も
増した。パワーもノーマル時に比べ約7〜8psアップ。(但しそれぞれ計測した
ショップが違うので参考程度)                             

しかし装着しているチェイスの4-2-1マフラーとの相性か、3,500rpm付近で
極端なトルクの落ち込みというか、回転上昇の引っ掛かりがある。一度リ
セッティングに出したがあまり改善されなかった。               
その後ヘッドオーバーホールを施し、その際カムをヨシムラ製に交換(若干
のハイカム仕様)するとそのトルク落ち込みは4000rpm付近になった。  
(ダイノジェットを施したのとオーバーホールを施したのは別ショップ。自分は
オーバーホールを施したショップに信頼を置いている)             

現在の仕様では慣れないとハッキリ言って乗りにくい。慣れてしまえば余り
気にならなくなって来たが、初めて乗った人は戸惑うと思う。何せ4000rpm
付近は常用回転域なのだから。                          

しかしこれはダイノジェットが悪い訳ではなく、またマフラーが悪い訳でもなく
あくまでその相性或いはセッティングが悪いのだと思う。