2006年5月26日に、今年の7月で60周年を迎えるパール楽器の
60th anniversary のOPENING JAMに行ってきました。
60th anniversaryはこのあと来週5日間いろいろなゲストアーティストを迎えて続きます。
今回の場所は川崎のCLUB CITTAでした。
実はですね、私はべつにドラマーじゃないしそんなにこのイベント自体に興味があったわけではないんです。
ただこのOPENING JAMにはDEEP PURPLEのIan Paice氏がスペシャルゲストで出演するとのことなので行ってきました。
ドラムのメーカ主催だけあってドラムメインだろうし、
まあとりあえずIan Paice氏だけ聴ければいいかくらいだったんですよね(笑)
そんな人が書いているレポートなので、他のゲストの方々のファンの方で
どんなだったのかな?とか思ってる人はこっから先は読み飛ばしてください。
会場に入ったらステージにドラムセットが10組!
これはなかなか見られない図でしょう。
Ian Paice氏はスペシャルゲストとのことなので最後のほうに出てくるかなと思ったら
最初から彼のソロとトークでした。
通訳ついてたけど聞きやすい英語だったのでじゅうぶん聞き取れました。
スネアドラムを前にして変わった叩き方の実演とかもしてくれてました。
その後BURNを聴かせてくれたので満足。
もちろんDrums以外はDEEP PURPLEではなくて、ボーカルなし、
演奏はつのだ☆ひろ氏のバンドでしたが。(アルトサックスがvocalの旋律を演奏)
ライブはスタンディングではなく席が用意されていました。
前方にはスクリーンが2つ。
演奏している間にカメラ担当の人が演奏者の手元や足元を撮っているのを映したりして、
聴かせるというよりも魅せるショーでした。
視覚的にも楽しめたのですが、最初から目当てのものを聴いてしまったので
そのあと飽きたという誤算もありましたがね・・・。
Ian Paiceの後はつのだ氏のバンドをバックにゲストが三人ずつ一緒に演奏。
ゲストは9人なので三人ずつ三回でした。
全員Drumsなのに叩き方と音が全然違っていて面白かったんですが誰一人知らないので途中でちょっと飽きました。
名前すら覚えてなかったりします。ファンの人ごめんなさい。
そのあと、会場に来てたアーティストが飛び入りで舞台に呼ばれてちょっとしたトーク。
この日全体を通して、なぜかみんなお約束のように
しゃべっているうちに舞台の上でどんどん後ろに下がっていくというのがちょっと面白かった。
総合司会のつのだ氏が何度も「この白い線から下がらないでください!」と言ってました。
休憩。
これ、7時開演だったんですけど、この時点で9時。
私2時間くらいで終わると思っていたんですよね。
やっぱりゲストが多いと時間かかるなぁ。
10分の休憩後はIan氏以外の9人が一斉に演奏という面白いものも見られました。
Drums9組のセッションですよ。ないない。今回のイベント以外では絶対こんなのない。
Drumsが9組ってすごい音です。
音の振動を久しぶりに体感しました。
でもここが長すぎて完全に飽きました。
前半は良かったんですけど後半が飽きた。
前半は曲に合わせて全員がそれぞれリズムを刻んでいたのでいいのですが、
後半はひとりひとりのやたら長いソロで、その合間にちょっと2小節くらいバンドが入るってかんじで
多分ドラムやる人か、出演者全員を知ってる人じゃないと飽きたんじゃないかと。
私は曲の中にドラムソロが入るのは聴けても、ドラムソロの中に曲が入るのは聴けなかったらしい。
自分は「音」を聴くのではなくて「旋律」を聴くのが好きなんだということを実感しました。
このあたりが私の限界で、帰ろうかと思った。
実際この辺で帰っていく客が何人か居ました。
ほんとソロが長すぎなんです。人も多すぎるし。
アンコールでもう一度Ian Paice氏登場、Drumsは10組になって、つのだ☆ひろ氏がVocalに入って
Smoke on the WaterとHIGHWAY STARを演奏してました。両方DEEP PURPLEですね。
思いがけずDEEP PURPLEの曲聴けたのでまぁ最後まで居てよかったかな。
いろいろ珍しいものが聴けたし見られたんでそれなりに楽しめました。
というかDEEP PURPLEのほうの公演行けよ自分、ってかんじですね。