ポスターとかの宣伝文句から、
猟奇殺人の殺人犯をいろいろな手がかりから推理して追い詰めていくような
サイコサスペンスを勝手に想像していたのですが、
犯罪捜査の中での不正や刑事と犯人の駆け引きなどを描いた社会ドラマでした。
「6日間眠れなくなる」とか宣伝うってたので、サイコサスペンスかと思ったんですよ。
6日間眠れなくなってるのは映画の中の、主人公の刑事でした（笑）

「インソムニア」は「不眠症」のことだそうで。
あとから考えればタイトルと内容は一致していた。宣伝が・・・。
白夜のアラスカに捜査の応援に行った主人公が白夜のため夜明るくて眠れなくなってしまうのですが、
人間、寝ないといろいろ調子も狂うもので、道を踏み外してしまうんですね。
最初に殺人が起きるのですが、その殺人犯はけっこう早く姿をあらわします。
追い詰めていくまで姿がわからないと思っていたので映画中盤ですでに「あれ？なんか違うな」と思い、
そのまま違うなぁと引きずりつつ最後までいってしまいました。
先入観をもって映画を見るのはよろしくないということで・・・。失敗。

犯人をつきとめたものの犯人に弱みを握られてしまい交渉とかしていくんですが
全編通して淡々と進んでいくので、ドラマが好きな人でないとちょっと退屈かもしれません。

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