メル・ギブソン主演のSF。
マーズアタックみたいにコミカルにではなくて、まともに地球外生命体の侵略を描いたSFスリラーでした。

世界のあちこちでミステリーサークルが見つかって、UFOとかも目撃されて、世界的に結構大騒ぎになっているのですが、
それと平行して、主人公の家にも地球外生命体が襲ってきます。
でも主人公とその家族はべつに科学者でも、軍の要人でも、政治家でもなんでもないんですよ。
インディペンデンスデイみたいに世界の軍で一致団結して戦うのとは違います。
ミステリーサークルなんて作ってるわりに、なぜかふつーの家族を襲いにくるんですよ。
観てた間の私の疑問は、なんで田舎の一家族を襲うのにそんなに手の込んだことする？ってことでした。
手段と目的に矛盾があった気がしてなりません。目的のための手段が大げさすぎ。

でもその点をのぞけば、びっくりさせられるとこもあり、
笑わせてくれるとこもあり、また全体的に緊張感があってけっこう楽しめました。
見て損は無いかと思います。
パンフレット売り場には「観る前には読まないで下さい」みたいなことが書いてあったり、
パンフレットの最後にも「人には内容を話すな」といったことが書いてあったのですが、
それほど秘密裏にするほどのシークレット的要素は無かった気がします。
SF好きなら結構楽しめるんじゃないでしょうか。

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