トータル・フィアーズ
観た日 2002/08/25
原題 THE SUM OF ALL FEARS(恐怖の総和)
監督 フィル・アルデン・ロビンソン

トム・クランシーのジャック・ライアンシリーズ4作目の映画化作品。
核戦争の危機を扱ったドラマでした。

核爆弾を扱った映画はいままでいくつか観たことはありましたが、
今まではその爆発をいかにして防ごうかというものが多かった気がします。
爆発させたとしても、核使って地球にぶつかりそうな小惑星だったか隕石だったかを破壊するというものだったり。
だって映画の中とはいえ普通の街とかで核が爆発したら大変じゃないですか。
でもこの映画で驚いたのが、ほんとにボルチモアのスタジアムを核爆弾でふっとばしてしまったことです。
このシーンがストーリーより何より一番衝撃的でした。
映画の面白さはその爆発のあとのアメリカとロシアの駆け引きみたいなとこなのですが、この爆発はかなり驚きました。

全体的にはテンポもよく、キャスティングとかもよかったので見て損はしないと思います。
楽しめました。
核爆発後の被害者(被爆者)の描写などはちょっと甘く、その程度なわけないといった印象でしたが
それがメインストーリーではないのでいいのかなと思います。

ジャック・ライアンシリーズは今まで3作映画化されていて、主人公のジャック・ライアンは
これまで2人の違う俳優が演じていたりします。
この映画で3人目。
私は全部観てますが、この映画のジャック・ライアンが、一番「若造」ってかんじでした。
1作目がアレック・ボールドウィン、2、3作目がハリソン・フォードでした。
どれも面白いのでお勧めです。
1作目 「レッド・オクトーバーを追え!」
2作目 「パトリオット・ゲーム」
3作目 「今そこにある危機」


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