観た日 | 2003/06/07 |
原題 | MATRIX RELOADED |
監督 | ウォシャウスキー兄弟 |
MATRIXの続編。公開初日に観てきました。
話題作を初日に観るなんてMary Sherry's Frankenstein
以来です。何年前だ?
ハリウッドの特殊効果の技術と香港のワイヤーアクションを使った
派手な近未来SFアクション映画です。
世界観はかなり独特のものなので、1回観ただけではわからないかもしれません。
前作はDVDで2回観ましたがよくわかってません(笑)
登場人物はみんな人間離れしてるんですけど、
前作の最後で覚醒したネオ(=キアヌ・リーブス)は今回特に人間じゃなかったです。
よく宣伝とかに使われてる売りのシーンである、ネオとエージェントスミス(無数)の
バトルのシーンは、ちょっと長すぎた気がします。
香港のカンフーとワイヤーアクションを取り入れたこの映画のバトルのシーンは
動きが綺麗なのに加えてスローモーション効果でけっこう魅せてくれるのですけど
このシーンはいくらなんでも長すぎで、しかもやりすぎでしたよ。
カッコいいのと可笑しいのってけっこう紙一重です。
でも、一番カッコいい動きをスローモーションでこれでもかというふうに魅せるのは
ジョン・ウー監督の撮り方にも似ていてわりと好きです。
私は、ネオは最後トリニティーを、被弾する前に助けるのかと思っていたのですが
間に合わずに夢の通りに撃たれてしまい、あれ?と思っていたら
弾を素手(?)で摘出し、いったん停止した心臓までこれまた素手で刺激を与え(?)
無理やり一度死んだ彼女を復活させてしまうという荒唐無稽をやってくれました。
なんかもう何でもありですね(笑)
映画全体の構成はスターウォーズみたいな感じです。
1作目、世界観を展開しつつそこそこ完結。
2作目、謎をふっかけまくって完全に次回へ続く作り方。
3作目、完結編。って流れで。
何しろ今作の終わりにすでに次回作の予告編が入っているんですから。
映画のラストに出てくる言葉が「To be
concluded」ですからね(笑)
(To be concluded:成語で、次回完結の意味)
次回作も公開されたら観ようと思います。11月公開ですって。
公開までに近作がDVD化されたらもう一度観ないとねー・・・。