観た日 | 2003/06/21 |
原題 | SOLARIS(ソラリス) |
監督 | スティーブン・ソダーバーグ |
「ソラリスの陽のもとに」というSF小説の映画化。
この小説が映画化されるのは二度目だそうです。
宇宙の友人からのS.O.S.のメッセージを受け取って宇宙ステーションまで行った主人公の話なんですが
記憶の中の人物が具現化してしまうソラリスの謎を解いたり事態を解決しようとしたりすることは一切無く
映画そのもののテーマは贖罪に置かれてるようでした。
でも、いくらやり直しのチャンスとはいえ、
わけのわかんない状態で目の前に現れた元恋人を愛することなんて出来るんだろうか?
これをやり直しのチャンスというのかはかなり謎。
最初に現れた彼女なんて宇宙空間に捨てちゃったわけだし。
唯一予想外で驚かされたのは最後にわかるスノーの正体のどんでん返しくらい。
それ以外は、人物以外の描写をぼかしているせいもあり、なんかさっぱりわからないうちに終わりました。
久しぶりに映画観ていて眠くなった。
なんか釈然としない映画でした。