観た日 | 2004/10/13 |
原題 | man on fire |
監督 | トニー・スコット だったと思う。 |
DCシネマクラブ(クレジットカード)の会誌で応募した試写会に当たって、
お友達を誘って神保町で見てきました。
公開は12月だそうです。
デンゼル・ワシントン主演のサスペンス・アクション。
前半はちょっと「レオン」っぽい雰囲気(無邪気な好奇心旺盛な女の子と無口なプロの微妙な関係みたいなの)でしたが
まんなかくらいからデンゼルワシントンが豹変してめちゃくちゃ冷酷になってました。
そしてそのまま行くのかなと思ったらなんとなく拍子抜けな終わり方するし。
意味がわからない?意味がわかるように書くとネタバレになるんですよ。
わりと面白かったですよ。
2時間半弱と長かったですけど。
見る予定ないからネタバレでもいいって方は↓をハイライトしてください。
ストーリーとほんとの感想です。
エル・パソだったかメキシコのほうだったか、治安の悪い街が舞台。
誘拐がひじょうに多く発生するところらしく、
お金持ちの家の娘さんには必ずといっていいほどボディガードがついてるような状況。
デンゼル・ワシントンはある家の娘さんのボディガードとして雇われます。
娘さんのほうは友達が欲しいんでいろいろ話しかけたりするんですが
最初は打ち解けないんですね。
でも、お約束のような展開でだんだんと心を開いていくんですが
そこに悪党どもの襲撃があってお嬢さんは誘拐され、彼は瀕死の重傷。
身代金の受け渡しにも失敗し、お嬢さんは還らず。
ここから話は復讐劇に豹変します。
彼は犯人の一味を洗い出し、次々と突っ捕まえて黒幕を吐かせようとしていくんですが
そのときの彼の冷酷さと言ったらもう最上級。
誘拐を命じた人の名前とか聞き出すときに、聞き出したらもうその人は用済みじゃないですか。
ここでほかの映画なら用済みなその他大勢の小悪党はもうどっかに放置して
さっさと黒幕の元に行くと思うんですけど、
彼は次々と殺していっちゃうんですよ。
それももう、情け容赦全く無しな殺し方で。
で、最後までその調子で突っ走って殺しまくるのもまた小気味いいかなと思っていたら
途中で誘拐されたお嬢さんが生きていたことが発覚。
復讐は人命救助に変わる。
そして、お嬢さんを無事取り戻して、彼のほうはなんと力尽きちゃうんですよ。
駄目でしょうそれは。
いっそ最後まで突っ走るか、お嬢さんを助けて自分も生き残らなきゃいかんよ。
というわけでちょっと拍子抜けな終わり方でした。
でもまぁ面白かったです。ちょっと長すぎたけど。