観た日 | 2005/12/24 15:40〜18:15 145min |
観た場所 | TOHO CINEMAS 市川コルトンプラザ |
原題 | 男たちの大和/YAMATO |
監督 | 佐藤純彌 |
1945年沖縄に向けて特攻し、東シナ海に轟沈した戦艦大和の話。
戦争を扱ったドラマ映画です。
邦画って私はあまり好きじゃなくて
これも会社の人から聞くまで興味も無かった映画なんですけど
けっこうしっかり作られているらしかったので観てきました。
戦争のことって全然知らないから
こういうのは観なきゃいけないんだろうなと思って。
その会社の人も、お子さんがもう少し大きかったら連れて行くのにっておっしゃってました。
実際に戦争を経験して話をしてくれる人が少なくなってきてしまっているいま
こういう映画を見せて戦争がどういうものだったかを教えるのは大事だとおっしゃっていました。
私もそれ聞いて観なきゃいけないんだろうなと思ったわけですよ。
でもその方のお子さん3歳なんです。さすがに3歳じゃわかんないですよね。
パンフレットに出演者のコメントで「若い人たちに観てもらいたい」といった
内容のことが書いてありました。
10代とか20代の、父親や母親すら実際に戦争を体験していない世代の人は
話を聞く機会もほとんどないだろうから、これ、観ておいてもいいんじゃないかと思います。
私も当然体験してないわけですから
資料の本を読んだって写真を見たって、資料館とかに行ったって
戦争がどれだけ凄惨なものだったかなんてわかるわけもない。
この映画だって作り物で、どれだけ本当のことが伝わってて
どれだけ脚色入ってるかなんてわかりませんけど
それでも、大和が東シナ海に沈んでいることは事実ですし
激しい戦闘が行われたことも事実でしょうから
それを断片的にでも伝えるこの映画を、
クライマックスのシーンとかあまりにも無謀で無意味で壮絶な戦いに頭痛がしてきましたけど
それでも見てよかったと思います。
いままで観た邦画の中で一番良かったかな。
一つだけ気に入らなかった点はといえばエンディングテーマが全然映画と合ってなかった・・・。
あんなエンディングテーマは要らない。
どうあっても楽しい映画じゃないですし観たら間違いなくテンション下がると思いますけど
観て損は無いと思いますので機会があったらどうぞ。