観た日 | 2006/07/08 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 錦糸町オリナスモール |
原題 | M:i:III |
監督 | J.J.エイブラムス |
ミッション・インポッシブルの3作目。
正式な公開の初日に観てきました。
先行ロードショーあちこちでやってたので
先行ロードショーで観てしまってもよかったんですけどねー。
私はこれ1作目、2作目とも劇場で観ています。
DVDも持っていたりします。
1作目はテレビのスパイ大作戦のファンはちょっと裏切られた気分になるかもしれない
「トム・クルーズのスパイ大作戦」、
2作目は、「ジョン・ウーのスパイアクション」でした。
どういうことかというと・・・
前作2作のネタバレなんで観てない人はあぶり出し部分はスルーしてくださいね
1作目ではTVシリーズスパイ大作戦のお決まりの文句
「おはようフェルプスくん 今回の任務は〜」
のフェルプス氏がなんと裏切り者のダブルスパイという
往年のスパイ大作戦ファンにけんかを売ってる設定で
トム・クルーズがインポッシブルミッションを遂行する
「トム・クルーズの」スパイ映画でしたってことです。
私はスパイ大作戦は何度か観たことありましたけど
面白かったとは思ってもとってもファンだったわけではないので
フェルプスがダブルスパイでもそんなには気にしなかったですが
それでもTVシリーズでメインで活躍してた人を
ここで敵役にもってくるかぁ?とは思いました。
2作目はちっともスパイらしい活躍をせず
不可能なミッションに緻密な計算と絶妙なチームワークで挑戦するという
スパイ大作戦的見せ場もあまりなく
ハトとスローモーションと二丁拳銃が出てくる
ジョン・ウー監督の派手なアクション映画と化してまして
まぁ面白いには面白かったんですけど
全然「ミッションインポッシブル」を観ている気はしませんでした。
で、もうトム・クルーズのミッションインポッシブルに
悪い意味ではなくスパイ映画を求めるのは諦めて、
スパイという設定のトム・クルーズ率いる集団が活躍する
アクション映画を期待して観にいったわけですが
そんな3作目がどうだったかというと、予想外に一応スパイっぽいことをしていました。
一番の見せ場のはずのラビット・フッドを奪ってくるところなどは
ビルへの侵入こそスリリングだったものの
はい、盗ってきました♪ってかんじであっさり強奪して戻ってきたので
ちょっといただけなかったですが
フィリップ・シーモア・ホフマンを拉致るとことかは面白かったです。
イーサンが変装の名人ってこと2とかだと忘れかけちゃってますが
今回はちゃんと変装のマスクを作るとこから見せてくれたりしたのでなかなか良かった。
ラビット・フットも、盗ってくることより存在と扱いに焦点を置いてるから
まぁ「盗ってきました♪」でもいいか・・・。
マギーQも良かったなぁ。
アジアンビューティー。綺麗ですね。
予告編でも流れるSuch a nice car(カッコイイ車なのに)ってセリフ、色っぽい。
イーサン・ハント(トム・クルーズ)の婚約者役の女性より綺麗だとおもう。
婚約者のほうもなぜか扱ったことがなさそうな銃で
いきなり2人も倒しちゃったりして強くて素敵なんですが
やっぱりマギーQがいい。
わたしはなにか着眼点がおかしいかもしれない・・・。
シリーズを通してわたし的な順位をつけるとしたら1、3、2かなぁ。
1が一番面白かった。
でも3がダメだったわけではないです。面白いと思います。
興味のある方はDVDになってから。と言わず
公開中に大画面でご覧になってください。