観た日 | 2006/04/22 20:20-22:40 132min |
観た場所 | TOHO CINEMAS 船橋ららぽーと |
原題 | V FOR VENDETTA(VはヴェンデッタのV) |
監督 | ジェームズ・マクティーグ |
Tくんと観にいきました。
レイトショーだったんですけど初日だったので混んでました。
漫画が原作でマトリックスの監督が脚本ということで
実は正直なとこそんなに期待してはいなかったんですが
割と好きな女優さんが出てるので観にいきました。
アクション要素とサスペンス要素がどちらも中途半端で
いまひとつ盛り上がりに欠けるような気もしましたが
悪くは無かったです。
音楽の使われ方はよかったです。
特にチャイコフスキーの大序曲は上手いなと思った。
大序曲についてはすでにmixiに書いたので
それをそのまま貼り付けることにします。↓ これ、いい曲ですよ。
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大序曲「1812年」/チャイコフスキー
1812年はロシア帝国が侵略してきたナポレオン軍を追っ払った年。
戦争がテーマの曲なので、途中違う楽器で
フランス国歌とロシア国歌を絡み合うように演奏したり
クライマックスでは鐘をガンガン鳴らしたりと
かなり激しい曲なんですけど、面白い譜面があります。
クライマックス付近で楽譜上に大砲の指定があるんです。
通常の演奏会では代わりに大太鼓が使われます。
自衛隊とかの演奏で空砲が使われることもあります。
昨日観た映画は「Vフォー・ヴェンデッタ」という映画なんですが
この映画ではこの曲が建物を爆破するシーンで使われていました。
爆破後に次々と華々しく打ち上げられる花火が
荘厳なこの曲とよく合ってました。
映画観に行く予定のある方は観る前に一度聞いておくといいですよ。
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ヒューゴ(マトリックスのエージェントスミス)は上手いね。
終始仮面つけてるから難しい役なのに。
全体的にはもう少し展開に緩急をつけて欲しかったかな。
ちょっとダレた。
クライマックスはあるにはあるんだけどどうもいまひとつ。
でも一緒に観たお友達は満足していたみたいなんでアクション好きな人にはいいかも。
観る前に1605年11月5日のガイ・フォークスについて
さらっと調べておいたほうがよりわかりやすいかもしれません。