観た日 | 2006/04/09 18:20-21:10 102min |
観た場所 | TOHO CINEMAS 船橋ららぽーと |
原題 | A SOUND OF THUNDER(雷のような音) |
監督 | ピーター・ハイアムズ |
古典SFが原作のSF映画。
タイムトラベルが可能になった近未来で
恐竜狩りをツアーとして売り出している会社があるんですが
そのツアー客が持ち帰ってしまった何かのせいで世界が狂ってしまう話。
実はこれかなり評判が悪いです。
特撮が最低だって。
ストーリーや発想、話の展開のしかたは悪くは無いんですが
何しろ魅せなければならない恐竜ハントのシーンや
歪んだ時間の波(進化の波)が襲ってくるシーンの特殊効果がだめだめなものだから
いまひとつ話題にならない。
いやそれどころか評判悪すぎ。
私は特殊効果の評判が悪いのを知ってて観に行ったので
あまり過度な期待をしないで観た分楽しめましたが
原作読んだことあったりSFが好きで
どんな風に映像化したのかと映像を期待して観に行ったら
すごくがっくりしたんじゃないかと。
話は悪くないのでもったいないなあと思います。
ジュラシック・パーク製作チームあたりが作っていたら
かなり違ったものが出来ていたんじゃないだろうか。
ちょっとネタバレ↓
「パニック映画の典型である展開のように
私利私欲金儲けのためでも自分勝手な好奇心のせいでもなく
自分ですら意識をしていない行動の結果が過去を変え
果ては未来(現在)にまで激しく影響を及ぼしてしまうという発想は
なかなかおもしろかった。けど、その間違いをなかったことにして
すべて白紙に戻るラストはちょっと物足りないとは思った。」
B級のハードSFとして普通に楽しめましたよ。
映画を観にいくときは面白そうだと思って観に行ったり
楽しみにして観に行ったらダメですね。
面白かったらラッキー。くらいで観に行こう。
だって観るときの期待度でぜんぜん印象が変わるんですよ。
思ってたより面白かった。ってほうがいいじゃん♪
※要は、つまらなくはなかったし評判ほど悪くなかったけど
ものすごく面白かったわけではないんです(笑)
さらにちょっとネタバレというか疑問↓
狩りは本来死ぬはずの恐竜をその直前の時間に狩って
歴史を変えないようにしているわけですが
なんで毎回同じ時刻に飛んで同じヤツを狩る?
時刻も場所も同じなら前回飛んだ自分らに遭遇するんじゃないか?
何で似たような運命にある違う恐竜を狩ろうとしないんだろう?
それでいて、ラストだけ前回飛んだ自分らに
警告を与えに行ってるんだから不可解な。
しかも同じ時間軸の同じ地点に同じ人間が
20秒だけ同時に存在してるんだけどこれいいんだっけ?