観た日 | 2007/04/30 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 錦糸町オリナス |
原題 | BABEL(バベル) |
監督 | アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ |
お友達と観てきました。
コミュニケーションが取れないことでの
不安、苛立ち、恐れ、焦りなどを描いた群像劇。
メキシコ、モロッコ、日本でのパートが
時間軸をずらしてなにかしらのつながりをもってそれぞれ展開します。
前も書いたと思うけど、私はあまり群像劇は好きじゃないんだ。
どこがどう繋がっているのかいろいろ考えなければならないので
めんどくて目の前のエピソードに集中できないから。
これまで観た中で一番ましな群像劇はマグノリアかしら。
大嫌いな映画だし観ていていらつくけど、群像劇としては面白いと思う。
それぞれちゃんと繋がってて、最後はかなり強引だけどまとまったし。
このバベルという映画は、
コミュニケーションの崩壊というのに焦点を当ててみれば
それぞれのパートはそれなりに上手く描けていた気がします。
日本の展開はちょっと強引だけどね。
違和感がある。
日本人だからそう思うのか?
メキシコ、モロッコの人に、それぞれ自分の国のパートが
違和感がないか聞いてみたいところです。
モロッコに友人は居ないが。
でもエピソード間の繋がりが。
こじつけというか強引というか。
ちゃんと繋がってくれないとただのオムニバス映画だよ。
もうちょっとそれぞれの話に必然性がほしかったかな。
じゃないと飽きちゃう。
群像劇好きなひとには面白いんじゃないかと思いますが・・・。