観た日 | 2007/12/24 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 市川コルトンプラザ |
原題 | - |
監督 | 橋本一 |
元宝塚の男役トップスター和央ようかが主役の時代劇。
日本のこのあたりの時代はわりと好きな時代なので観てきました。
パスポートでタダだし(笑)
宝塚の俳優だけあって、演技が舞台っぽかった。
台詞の喋り方とか立ち振る舞いとかいろいろ。
一人だけ宝塚やってる・・・。
他のキャストはなかなかよかったですけどね。
高島礼子とか松方弘樹とかさすがに上手いね。
でも松方弘樹が信長なのは歳取りすぎ。
少女時代の茶々が和央ようかにそっくりで
一瞬本人がメイクでなんとかして演じてるのかと思ったくらい。
それにしてはあまりにも年齢も体格も違うけど。
おかげで少女時代から移るときに違和感が無かった。
よくあれだけ雰囲気の似てる子を見つけてきたものだ。
三姉妹は俳優の年齢は役の設定順そのままらしいけど
寺島しのぶのほうが和央ようかよりも年上に見えてしまい違和感があった。
洋画を見ているときはそもそも字幕観てないから
brotherとかsisterとしか聞こえてないから兄弟とか姉妹はどっちが年上でもいいし
外人の年齢なんて見てわからないからどうでもいいんだけど
さすがに日本人が演じてて台詞も日本語だと
年下に見えるほうが姉様とか言ってるのを聞くたびに違和感が。
そしてなんといっても一番の問題は、
豊臣が大坂夏の陣で徳川に敗れることを知っていて観ていることだと思う。
主人公のほうが滅びる道を進む結末が最初からわかっているんですよ。
真田信繁(真田幸村)が徳川家康の本陣に奇襲をかけても
失敗することがわかっているんですよ。
勝つことがわかっていてどこぞの王様になる、なんて英雄の話の歴史ものはいいですが
負けるほうが主役の歴史ものというのは観ていてなかなか厳しい。
いくつか難点はありましたが
名前を知っている武将がたくさん出てきてそれなりに面白かったです。
ただし浅井長政の浅井は「あざい」であって「あさい」ではない。
ちゃんと発音してくれ。